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華が香るとき
官能リレー小説 - その他

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華が香るとき 44

「ちょっと待って下さい。お世話になるのは俺なので、飲み物は俺に入れさせて下さい」
そういうと洋介は飲み物を持ってきたメイドから飲み物の容器を受け取ると、メイド達全員にグラスを配り飲み物を入れてあげた。
洋介はちょっと照れながら飲み物を注ぎ分けていたが、飲み物を入れて貰ったメイド達は洋介の優しさに涙しながら入れてもらっていた。
その様子を菫はとても嬉しそうに眺めていたが、やがて洋介が全員に入れ終えると、菫は乾杯をやりなおす為に再び口を開いた。
「洋介さん、有難うございます。洋介さんの優しさに私も涙が出そうになりましたわ。これからもずっと優しい洋介さんでいて下さいね。
それでは皆で乾杯をしましょう。
洋介さんと私達の出会い、そして私達の未来に乾杯!!」
菫がそう言うと、洋介を始め周りのメイド達全員が嬉しそうに一斉に口を開いた。
「「「「「「「「「「 乾杯!!!!!!!」」」」」」」」」」






乾杯が終わった後、洋介は菫と楽しく話をしていた。
そこへ、この部屋のドアが開くと、1人のメイドが入ってきて洋介の側に控えている雪乃の方へやってきた。
そのメイドは洋介の方を気にしながらも、雪乃に近づき何かを耳打ちしている。
洋介は気にはなりながらも菫との会話を続けた。
すると、洋介と菫の会話が少し途切れた所で、雪乃が洋介の所にやってきて申し訳なさそうに洋介に話しかけた。
「申し訳ありません、洋介様。わたくしどうしても外せない用事が入りましたので、少しの間席を外させて戴きます。その間の洋介様のお世話は他の者に当たらせますので、気になさらずにお楽しみ下さい」
そう言うと雪乃は近くにいた2人のメイドを呼んで、今度は菫の方に近づき何やら話した後、雪乃を呼びにきたメイドと共に部屋を出て行った。
洋介はよく分からなかったが、どうせすぐ戻ってくるのだろうと思い気にする事無く菫との会話に戻った。

菫との会話が一区切りついた所で、洋介はまだメイド達との自己紹介が終わっていない事に気付き、菫に提案して自己紹介をして貰う事にした。
そして全員が一通り自己紹介が終えると、今度は雪乃が呼んでくれた2人と話をする事にした。

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