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華が香るとき
官能リレー小説 - その他

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華が香るとき 33

だから雪乃がその気になればいつでも立ち上がって逃げられるはずだが、彼女は何故か一向にそうしようとしなかった。口先だけで
「お止めください…」
「いけません…ああ…」
等と言いながら実際には洋介にされるままである。
だがもちろん、それだけで洋介の体を支配する欲望が収まるはずはなかった。ひとしきり雪乃の乳房の感触を味わうと、一度手を放して体を起こす。
「雪乃さん!」
洋介は雪乃を押し倒した。今度は洋介が仰向けになった雪乃を、彼女の右側から押さえ付ける格好になる。
「ああっ!駄目です、洋介様!」
彼女の黒く長い髪は床にはらりと広がっていた。
「お止めくださいまし、洋介様。そんな乱暴な…」
そう言ったものの、雪乃は洋介から逃れるためのいかなる努力も払おうとしなかった。両手を洋介の肩に置いてはいるが、別に突き放そうともせずむしろ引き寄せている。
「雪乃さん…俺もう…」
洋介は雪乃の服を剥ぎ取りにかかった。だがメイドの着るエプロンドレスの脱がせ方が分からない。そこで力任せに破ろうと布地に手を掛けた。
「洋介様…そんな…」
雪乃は洋介の手を握り、服が破られるのを防ぐ格好を見せた。
だが彼女は手にほとんど力を入れておらず、何の効果も生じない。
「えいっ…」
洋介はエプロンを吊る肩の布を両手で握って引きちぎろうと力を込める。するとそれは紙ででもできているかのように簡単に切れた。
プチ
もう片方も同じようにして切れる。
プチ
エプロンをはだけさせた洋介はエプロンドレスのドレスの部分、黒い布地を両手で掴んだ。力を込めてこれも難なく引き裂く。
ビリビリッ!
白いブラに包まれた雪乃の豊かな二つの乳房が顔をのぞかせた。
「ああ…ひどいですわ、洋介様…」
「ああ…雪乃さん…」
洋介はブラにも手を掛け、紐をちぎって一瞬で毟り取った。
「洋介様…いや…」
ついに雪乃の乳房が剥き出しになった。どうしてか乳首が固く尖っている。何カップあるのか分からないが、洋介の目には服を着ていた時よりずっと大きく見えた。
「んんんっ!」
だが洋介が雪乃の乳房を眺めていたのはほんの少しの間だった。さほど時を置かずに彼はその先端に吸い付いて行く。
チュルルル…
さらに乳首を舌でペロペロと舐め回す。もう片方の乳房は手でムニュムニュと揉みしだいた。
「ああん…ああっ…洋介…様…あうっ…」
洋介から刺激を加えられるたびに、雪乃の口から声が漏れた。しばしの間洋介は彼女の生の乳房を堪能する。
「んんんん…」
チュルチュル…チュバッ…ムニュムニュ…
「ああん!ああっ!はああ…洋介様…」
いくらかの時を経て、洋介の意識は新たな部分の開拓に移った。一旦雪乃の乳房から口と手を離し、彼女の下半身に視線を注ぐ。
「はあ、はあ、雪乃さん…」
「洋介様、まさか…」
洋介は雪乃のスカートの前を両手で掴むと、これもそのまま一気に引き裂いた。

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