華が香るとき 3
「ああぁ…よう…すけ…」
相変わらず口は塞がれているが、その謎の人物?からその様な言葉が流れる。
と、その瞬間…
急に洋介のペ○スが締め付けられ、洋介も遂にその初めての感覚に耐えれなくなってしまった。
それから暫くして…
どうやらそのまま気絶してしまったらしい洋介は、目を覚ましたようだ。
「もうどうでもいいから、誰か来てくれよ…。腹も減ったし、精子もたまってるんだぞ…」
確か気絶する前は、初体験で中出しという涎が出るような体験をしたはずだが、洋介は既に忘れてしまっているようである。
連れ去られてどれ位経ったのか分からないが、放置プレイに慣れてしまった洋介が僅かばかり冷静になると、どうやら波の音がしている。
どうやら彼はどこかに運ばれているようだ。
彼が拉致されて、随分時間が経っているはずなので、もう随分遠くまで来たであろう。
しかし、洋介はそんな事はどうでもいいようだった。
洋介はオ○ニーが出来ない事が唯一の苦であり、まるで生き地獄を味わっているようだった。
「ぐおおおおっっ!!頼む!せめて片方の手だけでもロープを外してくれっ!」
またしても洋介の声が船室にこだまするのであった。
それから再びしばらくして…
ガチャッ。
どうやら人が入ってきたようだ。
「あら、洋介さん。お目覚めのようですね」
たぶん女であろう人物から洋介は話し掛けられる。
「…………」
洋介はもう廃人であった…
洋介の人生において(記憶上ではあるが…)、半日以上精を出さなかった日はない。
放心状態の洋介は、幼稚園の時の事を夢見ていた。
幼稚園の時、同じクラスだった女の子と「お医者さんごっこ」により、偶然、性に目覚めてしまった洋介は、それから毎日欠かさずオ○ニーをしてきた。
その時洋介は、担任の幸子先生に「さちこ先生、ぼくのおち○ち○、なんかむずむずするの…」と泣いて聞いたのであった。
その時先生が「あらあら、洋ちゃんのお○ん○ん可愛いわね。もう、しょうがないわね。先生が、洋ちゃんのむずむずを治してあ・げ・る」と満面の笑みで涎を垂らしながら言ったのだった。