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華が香るとき
官能リレー小説 - その他

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華が香るとき 16

その洋介の口を開けるという行為が、洋介にとって地獄?の始まりであった。
女ボスが洋介に箸やスプーン等で食事を洋介に与えていると、鬼気迫る雰囲気が周りから漂い出した。
そして周りの雰囲気は、無言のまま洋介の食事を口に入れると…
「「「「洋介様にお食事を食べさせてあげる(差し上げるのは)、わたくし(私)の仕事です!!」」」」
と、数名のメイドが一気に洋介の口に迫っていった。
「洋介さまぁ…私のお食事美味しいですか?」
「ああぁ…洋介様、その娘のではなくわたくしの食事を食べて下さいませ…」
「洋介さまぁ…私は洋介様がお好きな物だけを食べさせてあげますわ(どこで知った?)。ですので、私のを食べて下さい」



顔の周りにメイド達が集まっている為、洋介の顔がどこにあるか分からない状況になっていた。
後日談だが、洋介はメイド達に揉みくちゃにされて顔中は涎だらけになって、「うわぁ…気持ち悪いよ」等と言っていたそうだが、鼻は伸びきっていたそうだ。

洋介がメイド達に滅茶苦茶にされている中、部屋の片隅で(正確にはメイド達に追いやられ)、一人怒髪天を貫くといった感じで怒っていた女性がいた。
「貴女達!私の許しも無く、よくも私の洋介さんを奪ってくれたわね!もう許しません。貴女達は目的地に着くまで、この部屋に入る事を禁止します!!」
そう、それは女ボスであった。
メイド達からは「ご免なさい」「お許し下さい」等侘びの言葉が必死な思いという感じで出ていたが、女ボスは耳を全く傾けず、メイド達は泣く泣く部屋から出されるのであった。
女ボスがメイド達が部屋から出たのを確認すると、今までの気迫はどこへいったのやら、彼女は洋介の側に満面の笑みで近づいてきた。
洋介はそれまで、猫も縮こまる思いでその状況を見ていたのだが、女ボスが近づいてくると必死の思いで逃げようとした。
「ふふ…洋介さん、怖がらなくてもいいのですよ。あの邪魔な女達はいなくなったのですから、私とだけで楽しい事をしましょうね」
こうして、洋介と女ボスの2人だけの天国の様な地獄の様な生活が始まった。

余談ではあるが、初めの方で突き飛ばされたメイドはというと…
「ああ〜ん。洋介様に上のお口で食事を食べて戴けないのでしたら、私の下のお口を食べて戴きましょう♪」
等と言っていたが、勿論他のメイドから今度は完全に部屋から抹殺されたのである。


彼女は排泄も食事も性処理も今までメイド達がしてきた事に負けたくないのか、段々エスカレートしていった。
言うまでも無い事だが、洋介はこれから目的地につくまでずっと服を着る事は許されなかった。

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