PiPi's World 投稿小説

華が香るとき
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 12
 14
の最後へ

華が香るとき 14

それでもメイドのもう片方の手は、ぶれることなく役目を果たし続ける。もっともどちらにせよ洋介に彼女を咎める余裕などあるはずないのだが。
(何でもいいから早く終わってくれ…)
耳まで真っ赤になりながら洋介は、この羞恥地獄が一秒でも早く終わることを祈る。そのために下腹に力を入れてできるだけ勢いよく小便を出そうとするが、これが上手く行かないのだ。
シャアアア…ポタポタ…
「あ…ああああああああああああっ!!」
「いくううううううううううっ!!」
それでもようやく終わりの時が訪れた。
洋介の膀胱が空になるのと前後して全てのメイドが絶頂に達する。その中には当然洋介のペ○スを握っていたメイドも含まれていた。彼女は最後の力を振り絞ってペ○スを2、3度振り、洋介の尿道に残った液体を出し切ってから失神した。
「はあ…はあ…気分は…どう…?洋介…さん…」
M字開脚で床に座り込み、股間と乳房を剥き出しにして弄くっている女ボスが洋介に感想を尋ねた。
「ああ………」
洋介に答える力は残っていなかった。
極度の羞恥で彼の精神は限界に達していたのである。
肉体の疲労もあってか洋介もまたメイド達の後を追うように失神した。
薄れゆく意識の中で彼が思ったのは、
(普通のトイレが使える時まで大便だけは死んでも我慢しよう!)
ということだった。下半身裸のままメイド達同様床に倒れた洋介を見て、女ボスは満足そうに微笑む。
「ちょっと…刺激が…強すぎた…かしらね…でも本当…のお楽し…みはこれからよ。洋介さん。ああ…」
言い終わると彼女もまた絶頂に達した。中にいる全員が失神した部屋に響くのは、波の音とエンジンルームから伝わるかすかな振動だけだった。


「なんで俺がこんな目に会わないといけないんだよ…」
 と、洋介は落胆しながらそう呟いていた。
「はあ…、これからどうなるんだよ…。どこかにつれられていって、まさか、食われるとかないよな…!?」
 などと、もう何時間もこの様子である。
と、そこに女ボスが入ってきた。
「あらあら…、洋介さんまだそのような事仰っていますの…?」
 と、溜息をつきながら部屋に入るが、その手に何か持っている。
「まだ何か用があるんですか…?」
 洋介は先程の排泄の事もあり、少し身構えて聞いてみる。
「うふふ…、日本を出て全く何も食べていないでしょう?元気な洋介さんも流石にそろそろお腹がすく頃ではないかと思いまして…」
そういうと、その人物は洋介の鼻の近くに、手に持っていたトレイを近づける。
「ぐうぅぅ…」
「あ…」
 洋介も流石に空腹には勝てないようだ。
お腹の音を聞かれたと思い、洋介は顔を真赤にして居心地悪そうにしている。
「うふふ、洋介さん可愛いですわ」

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す