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華が香るとき
官能リレー小説 - その他

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華が香るとき 119

(ああ…俺は…)
だが彼に休息が与えられる事はなかった。別のメイドが郷子の体を持ち上げてどかし、洋介の側に跪く。
「ほうふへはま…」
彼女は自分の乳房で洋介のペ○スを挟み込んで動かし、再び勃起させようと奮闘する。いくらかクリアーになった頭でその様子を眺めながら、洋介は自分に明日という日が来るのかどうか真剣に考え始めた。



郷子と愉快な仲間達による洋介逆レイプ大会がたけなわとなっていた頃である。洋介が歩いていた道の終点に一人の女性がたたずんでいた。
洋介が郷子から聞いたように、風力発電所は小高い丘の頂上に設置されている。丘の周囲は森に囲まれているが、発電所のある頂上一帯は開けた草地となっていた。今件の女性がいるのは、まさに森と草地の境目である。
彼女は緑色の作業服らしきものを着用していた。発電所の職員なのだ。
「まだいらっしゃらないのかしら、洋介様は…」
彼女は風力発電所の説明をするために、この場所で洋介を迎えるつもりであった。だが地面に押さえ付けられ犯されている洋介が現れる道理はない。
そうとは知らずに待ち続けていた彼女だったが、不意に顔をしかめてソワソワし始めた。
「嫌だわ。どうしましょう。こんな時に…」
彼女は急に尿意を催したのだった。出かける前に済ませては来たのだが、間隔の短い時というのは誰しもある。用を足すために戻るべきかどうか、彼女は決断を迫られた。
「でもいつ洋介様が来られるか分からないし…この際仕方ないわね」
切羽詰った彼女は大胆にも近場で済ます事に決めた。森の中に入り込み、周囲に誰もいない事を確認する。
「大丈夫みたいね…」
彼女は手頃な草むらを見つけ、そこに移動した。もう一度注意深く周りを警戒した後ズボンと下着を脱ぐ。さらにその場にしゃがみ込み、いよいよ放尿を開始した。
チョロチョロチョロチョロ……



話は洋介の方に戻る。発電所の女性が用を足し始めた頃、彼の股間の上で最後のメイドが絶頂に達していた。
「んっ、んっ、んんんん……」
ドサリ
彼女は後ろ向きに倒れて白目を剥き、そのまま動かなくなる。メイドがイクのと同時に射精していた洋介は、ようやく自分に安息の時が訪れたのを悟った。
「はあ、はあ、はあ……」
束の間の平穏を味わいながら、洋介は荒い呼吸を静めようとする。すでに彼を押さえ付けている者は一人もいない。メイド達は残らず周囲で失神している。だがすぐに起き上がるだけの気力体力が洋介には残されていなかった。それに加えて猛烈に喉が渇いている。何か飲みたいと彼は思った。
(ああ、さすがに森の中に自販はないよな……)
その時である。不意に洋介の耳に水音らしい音が響いて来た。
チョロチョチョロチョロ……
「!」

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