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モブの催眠生活
官能リレー小説 - その他

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モブの催眠生活 10

 その子はすぐに上着を脱ごうとした。
 「あ、できたらその服でやってみたいんだ。パンツだけ脱いでくれる?」
 「そうなんですね」
 その子は一切感情を示すことなく、上着を脱ぐのをやめ、その場でパンツを脱いでいった。

 そのうち、休憩時間終わり、のような声が聞こえてきた。
 「あ、行かなきゃだよね、やっぱり」
 「私、パーカッション…打楽器パートで、一番後ろなんです。もしよければ、ええと、あれ、何て言うんでしたっけ?男の人が後ろに来て、お互いに立ったままでセックスすること、って? それだったら練習中でもできますよ」
「そうなの?じゃあそれでお願いするよ」
エッチはさせてくれるけど、学生としての優先順位は部活や勉学の方が高いようだ。
「あっ、そう言えば名前聞いて無かった。何て言うの?」
「緑里、緑里琴音です」
「えーと、じゃあ琴音ちゃんよろしくね」
「話しは決まったみたいね。それじゃあ私は帰るから、バイバイ琴音」
「うん、じゃあまた明日ね彩」
こちらの話が纏まったのを見届け茜矢彩が帰ろうとする。
「引き止めて悪かったね彩、今度お礼に一発ハメてあげるよ」
我ながらこれも最低な挨拶だ。
「あら期待していいのかしら?」
「ガッカリはさせないさ」
「じゃあ楽しみにしてるわね」
だが上手く約束を取り付ける事に成功した。
彼氏持ちの女子とのエッチ…これはこれで良い楽しみが出来たぞ。
「さあ琴音ちゃん部室に行こうか」
「ええ…」
彩を見送ると僕たちは音楽室に入った。

 「琴音、その人は?」
 「私とセックスしたいんだって」
 「なあんだ」
 
 例によって、セックスするという名目なら全く怪しまれずに、練習の場に入っていくことができた。
 一番後ろに、という言葉で分かるように全体の合奏の練習のようだった。各パート配置につき、琴音も打楽器の前に立った。
 僕もパンツをポケットに収めた琴音のすぐ後ろに立ち、ズボンのファスナーを開けて僕の「吹き出す」モノを取り出し、やや膝を屈めて、スカートの中へと進めた。見えない場所に挿入するのは初めてだったが、琴音が右手を添えて誘導してくれた。
 まだざわざわしている状況。入り始める瞬間、琴音は「ひゃああぁぁん!」と声を上げた。

 やがて松本先生が指揮棒を持って前に立つ。静かになる。僕も、空気を読んでほぼ入った状態で静止した。

 指揮棒が振り始められ、各楽器、音色を奏ではじめる。僕は曲に合わせて腰を動かす。琴音の息遣いを感じる。
 それでも琴音は声も上げず、合奏を乱すこともなく、的確に目の前の楽器を叩いていった。
 不思議なシチュエーションに僕はますます興奮する。しかし音楽に合わせての方が動きやすく、僕はそのままの速度で腰を振った。
 もっと試してみたくなって僕は琴音の上着に両手を突っ込んで両胸を掴んでみた。琴音は微かに「あっ」と言ったがリズムが乱れることはなかった。
 僕は、その小さすぎも大きすぎもしない琴音の胸の感触を楽しみつつ、下では突き上げ続けた。

 やがて音楽はクライマックスに近づき、僕も近づいた。
 そして、演奏は最高に盛り上がって、僕も耐えきれなくなり、琴音の中に吹き出していった。
 ほどなく、この演奏は終わった。

 ふたたびざわざわする中、こちらを向いた琴音は、顔を真っ赤にして蕩けたような表情で抑えていたと思われる言葉をしゃべった。
 「ああぁ、気持ちよかったよぉ!」

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