モブの催眠生活 11
琴音はそう言いながら、ティッシュを取り出して僕に二、三枚渡した後、短いスカートがまくれ上がるのも構わずに自らの股間を拭いていった。
そうしているのも構わずに隣にいた人が琴音に話し掛けて部活関係の会話が始まる。僕は急速にアウェー感を覚えて、ティッシュで自らのモノを拭くのもそこそこに、琴音に軽く挨拶して音楽室を後にした。
翌朝。
彩は鼻歌が漏れてくるくらいに上機嫌だった。
「おはよ」
「おはよう。今朝はやけに機嫌いいね」
「今朝は彼氏とセックスしたんだ。昨日の提案のおかげだよ」
もし、今朝やれていなかったら“昨日はあんたのせいで彼氏に会えなかった”とか言われかねなかったが、それは帳消しになったようで、よかった。
「朝はまだ疲れてないからか、パワフルだねえ。今までで一番すごかったよ」
「じゃあ、僕ともやってみるか?」
僕は自然にそう言っていた。セックスしたことを聞いて僕の方のスイッチも入ったのだ。理性的に考えても、まだ、北沢の強制射精がある可能性だってゼロではない。早めにやっておきたい。
彩はニヤリと笑った。
「あら、彼氏と勝負する気なの?おもしろいじゃない」
そして彩は自らスカートとパンティを取り去り、僕の机を背にしてそこに片手を突いて、挑発するような目で僕を見た。
「お、おお…期待しろ」
正直、彩がここまで乗ってくるとは思わず、僕はちょっと面食らったが、昨日“期待していいのね”と言わせているのでたじろぐわけにも行かない。
僕は、遠山さんと詠子から机を借りて、彩にちょっと移動してもらって机を三つ並べた。
僕はその並べた机三つの上に彩の上半身が横になるよう促し、僕はファスナーを開いて自らのモノを取り出した。
まわりはどんどん登校してくる人が増えていくが、もちろん誰も僕たちの行動を気に留めない。
僕は時計をちらっと見て、彩の位置を多少調整させてもらって、その場所へと一気に進んだ。例によって、すぐにモノは入っていく。