勘違いから始まった不思議なカンケイ!? 11
「お兄ちゃん、何してた?」
「受験勉強だな」
「そっか、私と一緒だね」
「桃子はどこの高校に行くんだ?」
「今お兄ちゃんが行ってるところ」
「そうか」
すれ違いなのは残念だな。
「ま、頑張れよ」
「うん」
桃子の胸が弾む。
…あれを見ると、だんだんやばくなるな…
「お兄ちゃんも頑張ってね!」
「お、おう」
…可愛い笑顔だ。
背も低いし、少し幼くて小学生に見える…は失礼か。
それでも、その持ちたる胸は凶悪…
もう我慢できなかった。
俺は桃子の背後に回り―
「どうしたの、お兄ちゃん?」
後ろから抱きしめ、胸に手を触れた。
「どうしたの、おにいちゃ―」
戸惑いの声を上げる桃子の、唇を塞いだ。
そしてそのまま床に押し倒す。
服の上からでもはっきりと感じる豊かな乳房の感触は、両手に置いたまま。
「んっ、んっ、んぅ、ふはぁっ」
唇を離す。
「お兄ちゃん…?」
まだ何が起きたかわからないような顔をする桃子。
しかし、俺の行動に抵抗する様子はまったくない。
「お兄ちゃん…」
「桃子…」
桃子が、困ったような顔から一転、笑顔を見せる。
「嬉しいの、お兄ちゃん」
「何が?」
「お兄ちゃんと、こうなってるって…なんかうまく言えないんだけど」
「まあ、俺はお前が好きってことかな」
「うん…私も、お兄ちゃんのこと、好き」
その顔が、さらに俺を加速させた。
「ん、んっ、あっ」
桃子の服をたくし上げ、荒々しく胸を揉みまくる。
「あ、あっ、お兄ちゃん…んっ」
苦し紛れの声を上げる桃子。
俺は手を止めると
「ねえ…お兄ちゃん…もっと、ゆっくり…」
「あぁ、悪かった…」
「こうされるの、初めてだから…」
…そうか
俺は桃子を連れて、自分の部屋に向かった。