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恋愛リレー小説 - 青春

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恋愛日記 28

「…あや?なんかあったの?今日とか一緒に真田んとこ一緒に行ってくれなかったし…」
黒田は下を向いていて聞いてきた。
私はこの黒田の言葉に驚いて口が開きそうになったのをマヌケに見えるから必死でおさえた。

(………へ?今なんと?『なんかあった?』って…?何この超鈍感男!!私はあなたのせいで怒ってるんですけど!!!!)
…と思ったけど好きな人にわそれわ言えない……。
ちょっと心を落ち着かせてから返事を返した。
「なんでもないよ!・・・ちょっと真田君と話したいことがあって!!」
話したい事なんてない。ただ黒田がなんて思うか知りたかった。
「話したい事って?」
(心配…してくれてるのかな?)
「え〜っと、前映画に行こうって誘われたからその返事だよ!」
「ふ〜ん…まあ俺には関係ないかぁ!!じゃあね」
黒田は今にも帰りそうだ。
(『関係ない』か…黒田は私なんてやっぱ気にしてないんだよね………)
私も理彩のトコへ歩きだして、横目で黒田を見送った。(いいのかな?これで…)



(やっぱイヤ!!私は黒田が好きだもん)
「待って黒田!!」
もうけっこうクラスから離れてると思ったが、けっこう離れていない。
「えっと…関係なくないよ!!」
黒田は私の言葉に気づき、こちらを向いた。
「何で〜?」

「…黒田を誘おうと思ったの!!」
私にしてはすごく大胆な行動だ。とりあえず返事を待つ。


「その言葉待ってたぁ!」

こっちをむいていた顔が笑顔になった瞬間、また惚れ直してしまった。(何回目だろう…?)笑
―――――そして当日。
午前中に遊ぼう!!という案のせんで私は早起きだ。なぜかというと初めて私服で黒田に会うのだ。理彩の作戦で完璧に用意しなければ…。
「はぁ…眠い。」
眠さを我慢して、お風呂を入った。
「え〜と〜…このあとはあの新しい服来て〜あと少し化粧して…髪どおしよう……」
考えるとだんだんわくわくしてきた。
思ったより早く準備が出来て、二十分早く着いてしまった。




「………まだかなぁ〜?」
「ねえねえ★」
誰かに声かけられた。
(知らない声だなあ…?)
「はい?」
「うわぁめっちゃ可愛い♪こんなトコで何やってるの?ナンパ待ちかと思ったよ!!笑」
「まちあわせですよ…」
(なんだこの人…どっかでみた事あるような〜)

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