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灰色の空
恋愛リレー小説 - 青春

総合順位:2817位
青春:23位
得票数:7
発起人:匿名
投稿日:2007-11-21
最終投稿者:Ampere
最終更新日:2010-07-16
投稿数:14

はじめから読む

書き出し

雨が降る
灰色の空
私は泣いた
傘さえ差さずに
そうして誓ったんだ
二度と恋なんかするもんかって――…

朝。私は長年の低血圧の所為で朝に弱い。
だからいつも隣に住む幼なじみの西本啓太(ニシモトケイタ)が起こしにくる。
そして、その日もいつものように彼は起こしにきてくれた。
「起きろよ、秋本っ」
同い年の啓太は成長していくうちに、私を名前で呼ばなくなっていた。

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