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四葉のクローバー。
恋愛リレー小説 - 青春

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四葉のクローバー。 7

「何だよ。今朝は一緒に来るかどうか、楽しみにしてたのに」
「うるせー」
 今朝は、母に言われた通り、一緒に登校する予定だったのだが、
「あ、敬太くん、おはよー」
 家を出た瞬間、幼なじみの美保がちょうど自分の家の
門から出てきた。
そして、隣にいる由香を見つけると、
「うわーすっごい美少女。ねぇ、敬太くんの彼女?」
はしゃいでいる天然の美保に由香は、
「ううん、これからこの家に居候することになった
桧山由香です。あなたは?」
同姓からも好かれそうな笑顔で由香は自己紹介をした。
「へぇ、居候なんだぁ。えっと、わたしは杉浦美保。
敬太くんとは生まれた時からの幼なじみ。よろしくねっ」
「うん、よろしくね。美保さん」
「あは、美保でいいよ。
わたしも由香ちゃんって呼んでいい?」
 女の子は、女の子同士で、すぐ仲良くなるようだ。
まぁ、あの二重人格がここで出るわけがないが。

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