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Friend's
恋愛リレー小説 - 悲恋

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Friend's 3


〜〜〜〜

キミの行動は完璧に読めるんだ。
私は彼の携帯の電池を手に、隣の家からはやく彼がでてこないかを待った。


ドアが開いて、彼が出てきた。

携帯を確認。でもつかないから慌ててる。
フフフ

私は彼に極上の笑みを向けておはようを言った。


〜〜〜〜

「おはよう」

後ろから夏美の声が聞こえたので振り返る。

「どうしたの?電池がないの?」

彼女の手には電池が。

「なんでお前が持ってるんだよ。」

さっき、まさか?

「フフフ、今日は渚ちゃんと一緒じゃないの?」

えっ?

なんでコイツ?


おかしい。

有り得ない。

さっきのことも現実?
しかし僕の頭の中は怒りの要素でいっぱいになったようだ。
「さっさと返せ。」

「嫌よ。あんな泥棒猫より私を見て。」

何言ってんだ?

コイツは本当に夏美か?

「ぜーんぶ知ってるんだからね。」


そんな中、後ろから渚の声が聞こえた。
「オハヨー」

〜〜〜〜

フフフ

もうゆうくんは渡さない。

私はあなたのもの。あなたは私のもの。
そろそろ彼女が来るはず。

全ては計画通りよ。
〜〜〜〜

いつもなら居ないはずなのに、なんで夏美さんがいるの?
幼なじみだからって、そこまでしつこいのかしら?
「悠斗、行こうよ!」
「あ、うん。ちょっと待って」

なにやら話をしているみたい。

〜〜〜〜

「さっさと返せ。」

「嫌よ。だったら今すぐあの泥棒猫を追い払いなさい。」

「いみわかんないよ。お前こそさっさといなくなれよ。しつこい。」

しつこい?

しつこい?

こんなに心配してるのに、なんで?

ひどい。


フフフ

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