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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 70

女性のク○トリスと一緒で、亀頭は男性の性感帯の中でも最も敏感な場所だ。そこをローションをたっぷり染み込ませたパンストやガーゼで磨くとどうなるか。くすぐったくて堪らないのに気持ちよくて堪らないのだそうだ。
「弘人みたいにあんな情けない声は出さなかったけど、私も耐えられなかったよ。快楽地獄とはまさにあれを言うんだなって思った。」
ガーゼやパンストで敏感な亀頭を磨けば、粘膜が擦れて痛みが生じ、そのうち亀頭が擦り切れる。しかしローションが潤滑油となり、ざらつく生地を適度に滑らせるため、手や舌では得られない刺激なのだと慎一さんは続けた。
『ひっ!ひゃあああああ!ごめんなさい!ごめんなさい!許してよおおお!やだ!もういやああああああ!』
「オナニーする時に自分でやる強者もいるけど、自分の匙加減で手を緩めてしまうからね。本当の意味での亀頭責めにはならないよ。
くすぐったくて堪らないけど、だけど気持ちいいんだ。気持ちいいのにくすぐったい。ローションが冷たいのに亀頭が熱い。じっと我慢できない。続けて欲しいけど手加減して欲しい、どこかで止めて欲しいと思う。だけど責める方は容赦しない。どんなにもう無理だ、許して欲しい、止めて欲しいと願っても止まらない。そして、男がオーガズムを迎えるには、竿を一緒に刺激しないと無理なんだ。亀頭だけの刺激だったらどんなに気持ちよくても逝くことがない。射精しないからいつまでも責められ続けることになる。亀頭責めが始まって10分くらいか、地獄だろうね。受けた者にしか分からない地獄だよ」
未来ちゃんは亀頭を磨き続け、その手を止めたかと思えばローションまみれの手で亀頭をいい子いい子と撫で回し、スローな手つきでゆっくりと扱き、逝く直前のMAXまで勃起した状態になると手コキをやめ、再びパンパンに膨張した亀頭を磨いた。
容赦ない責めにより、弘人さんの亀頭はトマトのように真っ赤に充血した。そこから更に1時間、地獄とも言える亀頭責めは続く。弘人さんの目の焦点が合わなくなってきたころ、未来ちゃんはヌポっと音を立ててペニバンを引き抜き、弘人さんから離れた。
「反応が鈍くなってきたから飽きちゃった。逝かせてあげたらまた違ってくるんだろうけど…」
『い…逝かなくて…いいれす。解放…か…かい…お…お願いします…』
呂律も怪しい。あんなに横柄だった弘人さんがへりくだり、ビクビクと顔色を窺いながら許しを乞うなんて…。
「ごめんね弘人ちゃん…終わってないの。まだ許してあげられないの」
『なぁんでだよおおおお!こんな屈辱ないじゃんかよおお!彼女も失ったんだよ?散々みんなの前で恥ずかしい声出したんだよ?何で終わらないんだよおおおお!』
「弘人、お前が逝ってないからだよ」
声のする方を向くと、一瞬何が起こったか分からないという表情をし、すぐにヒッと小さな悲鳴をあげ、弘人さんの表情は恐怖で歪んでいった。
いつからそこにいたのか、暗がりの中で気付かなかったが見慣れない顔があった。弘人さんと歳も近いだろうか、周りから頭ひとつ飛び出した、長身というよりは巨人という表現がしっくり来る男性。日焼けして肌が黒く、筋肉質ではあるが、何というか体育会系の人が放つ健康的な健全な雰囲気が感じられない。
『な、ななんで…な…なん…』
言葉にならないほどの動揺と、歯が合わない程にガタガタと震え始めた弘人さん。
幹部に促され、男性は自己紹介を始めた。彼が言うには弘人さんと同級生で同じ男子校に通っていたそうだ。全寮制の男子校というだけあってやはり性欲を同性に向ける人が増えるそうで、部活の先輩後輩、喧嘩の強い者と負けた者、などの間で強制的に関係を持たされたりするのだそうだ。
弘人さんは確かに女性に対しては圧倒的に腕力で勝つが、学校の中ではどちらかというと華奢で甘い顔立ちが災いし、彼のような捕食者の餌食となっていたのだ。

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