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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 69

いじめられっ子がいじめっ子達にからかわれてヒステリックに喚くような印象すら受ける。あの横柄だった弘人さんがこんなにも追い詰められている。
こんなもんかな、と小声で呟くと、未来ちゃんはペニバンを装着し、ゆっくりと弘人さんのお尻へ埋め込んでいった。私の夫と変わらないサイズ、おそらく13〜14p程度、妙にリアルな形のものを根元まで埋め込むとゆっくりとしたスローテンポでピストンを始めた。
『おおあああああ!やめろおおお!うわああっ…あああっああっ…ひぃ…やめろ…うぅ…あっあんっ…はぁあ…あんっ』
喉を反らせ、甘い喘ぎ声を漏らし始めた弘人さんの肉棒の根元に、コックリングが装着された。
ペ○スが途中で萎えないようにするため、根元を締め付けて鬱血させる道具…。弘人さんには必要のない道具と思われるが…。
未来ちゃんはさらにローションをたっぷりかけると、腰のストロークと同じく、ゆっくりと竿を扱きながら真由子さんに話しかけた。
「真由子さん、今履いてるストッキング、未来に譲ってもらえませんか?」
突然話しかけられた真由子さんは動揺していたが、周囲の男に促されながらパンストを脱いだ。
「アソコの部分が湿ってる…志帆さんのプレイを見てHな気分になったんですね」
周りの男達も冷やかしの言葉を浴びせ、真由子さんは顔を真っ赤にした。男達はにやついていたが、マスクで顔を隠した女性陣は妙に神妙な顔つきで言葉を発することなく、伏し目がちになった。私もそうだけど、きっと彼女達も自分が弄ばれたらと想像し、濡らしてしまったのだろう。
真由子さんを対象にした微かなざわつきの中、弘人さんが突然悲鳴をあげた。
『ひぃいっあっ!ひゃあああっ!ひゃっ!ひゃっ!あああっ!』
特別な何かをしたわけではない。真由子さんから受け取ったパンストにたっぷりローションを浸したものを亀頭に被せ、靴磨きのように亀頭を磨き始めたのだ。
今までになく、太股の筋肉がガクガクと痙攣し、首を持ち上げ、そうかと思うと頭を仰け反らせ、甲高い声をあげて悶え始めた。ただパンストでゆっくりと擦っているだけなのに…。
『やめて!もう許してえ!ひいい!もうダメ!あはあああああ!ごめんなさい!ごめんなさい!』
今までと違う弘人さんの様子に、他の女性陣も動揺が隠せなかった。
「未来のヤツ、あんな事まで覚えたのか…もうあいつを苛めるのやめようかな。反撃が怖いもんな。ドMかと思ってたのに、結構イカれてんな、あいつ」
普段は冷酷なサディストの痴漢さんが首を竦めて呟いた。あの何ということもないような責め方が、男の人にとってそんなに恐怖心を煽るものなのか。他の男性陣も同じような複雑な表情を浮かべている。
『もういいだろ!やめろよ!あっあひっ!ひぃ!やめろってええ!』
「きゃははははははは!やめなーい!つらい?つらいの?ほぉらゴシゴシゴシゴシ…きゃはは!泣きそうな顔してる、かわいそー。」
『もおおお!やめて!やめてよぉおおお!謝ってるだろお!やめてえええ!』
だだっ子のように叫ぶ弘人さんは、きっと止めて貰えないことを知っているはずなのだろう。それでも訴えないわけにはいかないほどなんだろう…。
『慎一さん、あれってつらいの?』
私が今まさに聞こうとしたことを、直美さんが尋ねた。慎一さんは少しの間考えて答えた。
「女性に男の快感を伝えるのって難しいね。どう言えば伝わるかを考えてたんだが…まぁ、男がじっと我慢できないような快感なんだよね」
慎一さんは言葉を選びながら教えてくれた。直美さんだけでなく、周りにいる私達も耳を傾けた。

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