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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 45

私ももう…。
「だから当然、舞さんももう…逃げられないんです。まぁ、舞さんが会いたくなるまで私からは顔を出しませんよ。その代わり毎日メールはします。」
「そんな勝手過ぎます!」
電話は切れた。その後すぐにメールが来た。何も文字は入っていないメール。しかし画像が数枚。どれも違う女性が全裸で挿入されている。いわゆるハメ撮りというものなのだろう。身体中にキスマークをつけられ、慎一さんの太い肉棒で貫かれ、顔を歪めている。
 苦しくて顔を歪めているわけではないことを、経験で分かってしまう。ある女性は眉を八の字に曲げ、ある女性は手を伸ばしてフレームから切れている。慎一さんにしがみつこうとしているんだろう。ある女性は涎を垂らして悶えている。私もこんなはしたない顔で悶えていたんだろうか…。
画像は毎日何回にも分けて届いた。おそらく、全て違う女性だった。だが共通するところは多い。
みんな抵抗できていないこと、顔を歪ませてこれまでにない快感を植え付けられていること、自分から求めてしまっていること。見なければいいだけなのに、見ずにはいられない。見なければ身体が疼くこともないのに見てしまう。私がこうされたいから?そう、間違いない。それとこれとは話が別、悟さんとのセックスと他人棒は別腹…。私の中に植え付けられた黒い欲望が理性を侵食し始める。
あぁ…気持ち良さそう…抉られたい。画像の中には明らかに知った顔が何人かいる。息子のクラスメイトのお母さま、年齢が分からないほど肌が綺麗で若々しい方だから記憶に残っている。マ○グリ返しでお尻にバイブを入れられて泣いてる…けど嫌がっていないのが分かる。
この女性は悟さんの会社の受付嬢。忘れ物の書類やお弁当を届けに行った時に何度か対応してもらったから覚えてる。穏やかな表情で声がとても綺麗な人だった。乳首を責められながら根元まで貫かれて、顔をくしゃくしゃにして叫んでいるようだ。仕事中の表情からは想像もつかない乱れ方だ。彼女はあの綺麗な声で、どのようによがり泣いてるんだろう。この人はいつも同じ電車の中で痴漢されてるあの人だ。電車の中では声を圧し殺して必死に耐えてるけど、画像の中では自らを解放して悦びの声をあげている。そういえばこの人は、快感に身を委ねる姿しか見たことがない。まぁ、お互い様か。
身体が火照る、誰でもいい、誰か私を…。
画像を見ながら、気付けばテーブルの角に割れ目を擦り付け、腰をくねらせていた。これではダメ、見ないようにしなければ…。震える手で画像を消そうとすると、再度メールが届いた。私の負けだからもうやめて…。そう思いながら開くと画像はなく、短い文章が書かれていた。
【管理人は私です。良かったら閲覧を。会員にしか知らせないパスワードもお教えします。】
その下にURLのような数字と英字の羅列したものと4桁の数字が書かれていた。ntrという英字が書かれたURL、ntrって寝取られのことかしら。
これ以上は入り込むわけにはいかない。そう分かっているが、理性が追い付いてくれない。私は自室のパソコンにURLを入力した。
もう…私は逃げられない。真っ黒な画面に赤い字で書かれた、『痴漢と寝取りの部屋』
ENTERをクリックすると、目線とモザイクがかかった女性の画像が数百枚と現れた。その1枚が、本人でしか分からないが私だった。震える手でクリックすると、薄いモザイクで隠された私の痴態が大量に見られる。これを見て勃起する人が、私の知らないところでいるなんて。一番下にパスワードを入れるところがあり、慎一さんからもらった数字を入力すると、完全無修正となった私が現れた。

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