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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 38

『ぁ…んっ!もう…お姉さんっんっ!くぅぁあんっ!お願い!もう苛めないで!ひやああぁあぁあああんっ!ひいっ!』
もっと…ね、分かってる。そうやって人のサド心に火を着けて…お望み通り狂わせてあげる。
体位を変え、正常位で犯しながらきつく抱き合い、舌を絡ませ、競うようにキスをした。
『あっ!あはぁ!いやっ!待っ!あっ!お願・・・うわああああっ!』
まともに話せない程悶え、仰け反り、しがみついていた手を振りほどいて逃げようとする未来を私は抱きしめ、両手首を掴んでベッドに押し付け、ねちっこく腰をくねらせて執拗に犯し続けた。こういう時は女同士って苦労がなくていい。男の人みたいに興奮してすぐに出しちゃったり、サイズで満足させられなかったりっていう心配がない。私が満足するまで、未来が泣いても気絶しても責め続ける事ができる。こんなあどけない顔をした可愛らしい女の子が私の下で泣いているのに可哀想という気持ちが湧かない。まだまだ苛めたい…。
『えっ…ぐすっ…ごめ…な…さ…ひくっあっ…逝っ…うあ…』
涙を零して泣く未来を見て、私は一度ピストンを止める。止めると言っても挿入はしたままだけど…。
『もう本当に許してほしいの?本心でそう言ってる?』
未来は私を見つめたまま、必死に呼吸を整えようとしていた。私を見つめるその瞳に、怒りや恨みといった感情はなさそうだった。
『だってもう…限界…お姉さ…気持ちよすぎて…』
『気持いいならまだまだ続けてほしいんじゃない?未来ちゃん…本当に止めていい?お姉さんと離れたい?』
未来は無言で顔を背けた。自分からは言いたくない、でも身体はキチンと反応している。私は彼女の両手首に手を添えているだけで力は入れていないのに、振りほどこうとしない。それに足が、私の腰に絡み付いて来た。この娘はもう…本当に可愛い。
『っ!ひぃ!何も言ってない!続けてなんて!やんっ!あっ!ひゃぁああああぁぁああぁぁああぁぁぁああ!』
よく言うわ、本当…。


その後どれくらい未来を犯していたかは分からない。腰に痛みと重みを感じ、彼女からペニバンを引き抜いて離れた時は既に昼過ぎだった。ペニバンを外し、彼女の唾液と愛液と潮でむせる程に香る身体を、シャワーで流しながら、今更になって罪悪感を感じていた。
彼女は確かにマゾで私に行為を求めて来た、だけどあんな未成年で幼い彼女をホテルで失神するまで責めてしまった。毎日痴漢されて身体を開発され、性に目覚めさせられたのがあの卑劣な男達だとしても、私もまた共犯になってしまった。でもあの娘はいったい…私は同性愛に興味を持った事なんて一度もない。それなのに今日、初めて会ったはずの未来の裸体を電車内で見た時、私は異常な程あの娘を苛めてやりたいと感じた。彼女に嫌悪感を抱いたわけではなく、性的に興奮したのだ。
 浴室のドアが開いた事に気づかなかった。それほど考えに没頭していたわけではないはずなのに。細い腕が後ろから私の腰に巻き付いた。
『気がついた?ごめんね、あんなに苛めて…怒ってる?』
 未来が怒っていない事など分かりきっているはずだが、なぜか彼女には嫌われたくないと思い、私は思わず尋ねた。未来は暫く無言で私のお腹や腰、お尻を撫で回した。時々身体が無意識にビクッと硬直してしまう。甘い疼き、それと同時に妙なざわつきが襲う。
『すごかったです…おかしくなるかと思いました…』
『ごめんね…本当はダメだって分かってたけど、未来ちゃんが可愛くてつい。じゃあお姉さんが身体を洗ってあっ!…ぇ…』
私が視線を合わせないように話しかけていると、スゥ…とワレメをなぞられ、思わず腰が引けてしまった。痴漢達の無骨で荒々しい愛撫ばかり受けていた私には免疫の少ない、慎一さんの愛撫に似た羽毛でなぞられたような優しいタッチに身体が敏感に反応してしまった。
『怒ってはないけど、仕返しはさせて下さいね』
その言葉に振り返ると、可愛い瞳には上気して欲情した卑猥な熱が灯っていた。
『未来ちゃん待って、それはダメよ、ね?待ってってば…ん…』

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