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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 30

直美さんの悲鳴が漏れる携帯を見つめながら、慎一さんは淡々と話し続ける。
『そう、この2人は違ったんだ。こういう言い方はおかしいかもしれないが、女性を弄ぶにも才能と言うものがある。平凡な人間が本を読み、実践でテクニックを鍛えたとしてもそこには限界がある。私はその限界を簡単に、そして遥かに超えた力を持っていると自惚れていたんです。この2人は私の教えを一つたりとも聞き漏らさず、そしてテクニックの全てを目で簡単に盗みました。そして、私が勝手に最高潮と自惚れていたこの業を遥かに凌駕するテクニックを実践の中で身に付けたんです。最初は私の雌奴隷となった女を練習台に与えました。その体で私の全ての技術をマスターし、私の目の前で戸惑う直美の体を蹂躙し始めたんです。そして・・・』
慎一さんは携帯から目を背け、私を見つめた。
『服も脱がさずに乳首だけで最初の絶頂を与えました。直美の体に触れてからわずかに10分程度の出来事でした・・・
驚愕の表情でビクビクと痙攣する直美を、2人は余裕の表情で愛撫し始めました。直美は恐怖で顔を歪ませて抵抗しました。私より巧い人間が存在するなんて、直美は想像すらしなかったんでしょうね。それまで組織の人間に抱かれても、どんなに逝かされても私とのセックスが一番だと言って譲りませんでしたから。でもその抵抗も4〜5分でした。力が入らなくなってされるがままで喘ぎ、私に謝罪しながら絶頂に達し、息つく暇もなく責められ、私よりも太い肉棒で二穴を同時に埋められ、サンドイッチにされて、泣きながら私とのセックスが物足りないと、2人の愛人になると宣言したんです』
慎一さんの淡々とした口調の中に、最愛の女性を奪われた絶望感が溢れていた。誰にも盗られるはずがないとタカをくくっていた慎一さんは、2人の男に最愛の直美さんを奪われ、そして今この瞬間も、直美さんは慎一さん以外の男の肉棒に貫かれ、異常なまでの快楽に蹂躙されている・・・私にとっては慎一さんとのセックスがこの上ないものだった。それなのに直美さんは、そんな慎一さんすらも物足りなくなってしまったというのだ。携帯から聞こえて来る悲鳴にも似た直美さんの喘ぎ声が怖くて仕方がない。震える程に怖い。
『それから後は・・・今聞いてる通りです。自宅で私が直美を求めても、途中で彼らがやって来て、部屋の前に立って直美を呼ぶんです。そしたら直美は申し訳なさそうに謝罪しながらも私から離れ、彼らのもとへフラフラと行ってしまうんです。
そのまま私が見ている目の前で直美は狂ったように悶え、私のモノを蔑み、何度も絶頂を迎えて意識を失うんです・・・舞さん、気をつけて下さいね。次に彼らが狙うのは貴女の体ですよ。』
私の恐怖は最高潮に達した。歯の根があわない程に震え出した体を止める事ができない。慎一さん以上の激しく気持ちがいいセックス・・・私は間違いなく気が狂ってしまう。家族に隠す事すらできず、大切な人全てを巻き込み、裏切り、二度と普通の生活を送る事はできなくなるだろう。
「し、慎一・・・さん・・・怖い・・・私どう・・・どうしたら・・・こんなこと、こ、こ、ここまで大変な事になるなんて、思っても・・・・なかった」
すがる思いで溢れる涙を拭う事もできずに慎一さんに助けを求める。しかし慎一さんは悲しそうな目をすると、私の目を見つめて言った。
『舞さん、申し訳ないけど・・・あいつらから守ってやることはできそうにないです。手の平を当てただけで全身に鳥肌が立つような感覚に襲われるらしいんです。そんな悪魔みたいなやつらに狙われて、無事で済むわけがない。だけど、それと同時に再び愛した女を奪われると思うと、尋常じゃないくらいの興奮に教われるんです』
今までにないくらい慎一さんのペ○スが張っているのが分かった。私を奪われると知ってまた興奮をしている。

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