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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 17

慎一さんに抱えられて家路に着いたのは日付けが変わった頃だった。服を着替える事もできず、私は泥沼のような深く思い眠りについた。


 その後暫くは慎一さんからの連絡もなく、平穏な日が続くはずだった。そう、はずだったのに。その平穏な時間は、私の体の疼きのせいで平穏ではなくなってしまった。
 最初の3日は本当に何事もなかった。ただ、日付けが変わるまで弄ばれた疲労のためか、体が気怠かった。その気怠さが抜けた日から、疼きが治まらなくなった。最初はワレメが、何もしていないのにムズムズと刺激を求めている事に気づいた。だけどもう自分の厭らしい姿と向き合いたくはなく、必死に理性を働かせて耐えた。だけどそれもいつまで持つんだろう・・・次は何もしてないのにク○ト○スが勃起し、包皮を捲れ上がらせた。下着を身に着ける度に一瞬ピクッと動きが止まるほどの刺激が私を襲った。
そしてお尻の穴も。下着が食い込むとムズムズと背筋を甘い疼きが這い回り、トイレでお尻を拭く時にも体の芯が熱くなって苦労した。そして最後には乳首までもがブラに当たるだけで堪らない気持ちにさせるようになった。自分の体の異常を素直に受け止める事もできず、私はひたすら困惑した。最近の主人は夜も遅く、出張も多い。だけど今日こそは・・・そう思って朝、声をかけてみた
「悟さん、最近私たちご無沙汰だよね。あなたが忙しくて大変なのも分かるけど、今夜は甘えたいな・・・」
新婚の時のように腕を絡ませてねだってみたが、主人は申し訳なさそうな顔をして「すまない、今日は重役と食事があって遅くなりそうなんだ。今度の日曜日、必ずしよう。な?」
「そっか・・・・・大変なのに我が儘言ってごめんね」
泣きそうになるのを堪え、そう伝えた。
 がっかりしながら仕事の準備をしていると秀が私のもとに来て
「母さん、今日は友達の家に泊まる約束があるからご飯いらないからね」と言った。これはもう、今夜は自分で慰めるしかないみたい。これ以上我慢したら日常生活に支障が出そうだもの・・・
ブラで締め付けるだけで胸がムズムズするから、今日はブラはやめよう・・・代わりに、パットの入ったキャミソールならノーブラなのがばれないかも。そう思って私はキャミの上に薄手のカーデガンを羽織り、朝の電車に乗った。今日もすごい人混み。押しつぶされそうになりながら電車に乗った。

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