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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 138

『ちょっと……もう…何か着てよ』
彼は私の言葉に答えず、私を抱き寄せた。抵抗しても無駄なのでされるがままだが、私はそのまま脱衣所まで連れて行かれ、身体を密着したまま服を脱がされていった。
『秀君……恥ずかしい…ねぇ、聞いて…』
「…」
私の露になっていく肌に沿って唇をつけ、舌を這わせながら秀君は少しずつ座り込んでいった。私はその柔らかく優しく、艶かしく卑猥な指と舌に吐息を震わせ、身を捩るしかできなかった。
秀君は私の足元に座り込み、私の左足を彼の肩に乗せた。そしてラビアがはみ出すほどの極細ショーツのラインに沿って舌を這わせながらワレメに鼻を擦り付け、太股の内側を指で這い回るように愛撫した。
秀君が本気を出せば、この焦らし責めだけで私を逝かせられることは分かっている。だけど私は逝かせてもらえなかった。紐のようなショーツが吸収しきれない量の愛液を漏らしながら生殺しに苦しんだ。
『…あっあぁ…もう脱がせて…』
その言葉で彼はショーツのサイドリボンを咥え、引っ張って結び目をほどいた。
ワレメが露になった。はしたないことは分かっているけど、秀君の前なら素直に自分をさらけ出すことができた。座り込んでいる彼の目の前で、私は指を使ってワレメを開いた。
『お願い……もう…』
「うん、そうだね。わかったよ…ゆっくりお風呂に入っておいで」
秀君は立ち上がって笑顔で言うと、私を置いて脱衣所から出て行った。こんなにその気にさせておいて…。文句を言いたかったが押さえた。確かに、1年の最後を締め括るセックスは、綺麗な身体で抱いて欲しかった。
シャワーで刺激するとすぐに逝きそうだったので、それは避けて湯船のお湯をかけて身体を洗った。今からの行為に期待して、お尻に指まで入れて綺麗にした。
逸る気持ちを押さえて丁寧に身体を洗った。秀君のもとへ急いで行ったら、私だけが求めているように思われそうだったからだ。
身体を洗い終わって脱衣所に出ると、用意していたレースのショーツがなくなっていた。代わりに置かれていたのは、何やら紐のようだった。
『これ……下着なの?』
足を通してみると、前はワレメを中心に紐がV字になっていて、そのVに添って小さな花の刺繍が施されていた。後ろは後ろで、完全なフルバックだ。何一つ隠せていない。
鏡に自身の姿を映して見た途端、ワレメから液が太股を伝って流れた。
秀君の寝室へ向かうと、秀君は全裸のままでパソコンの前に座っていた。
『お待たせ…何見てるの?』
「他のメンバーの配信だよ。万由子さんのところ、旦那さん帰ってきてるんだ」
モニターを覗き込むと、いつもの男の子たちではなく、旦那さんに乗られて寝室で抱き合っていた。あまり乱れてはいないようだ。
『覗き見も申し訳ないね』
「舞だってずっと見られてるんだから、いいんじゃない?」
『うん……このショーツ、みんなから見られてるんだよね…とっても恥ずかしい…』
秀君は立ち上がると私の方を見た。ペニ○は猛々しく、天井を向いている。
「とても良く似合ってて綺麗だよ」
秀君は私の返事を待たずに唇を重ねて来た。唇が密着し、吸盤のように離れない。

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