PiPi's World 投稿小説

私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

の最初へ
 132
 134
の最後へ

私の秘密 134

『恨みは今更ない…でも、悟さんに着いていかないことに罪悪感も後悔もないの。それは分かるでしょ?今の私と悟さんの関係がそうなんだから。』
「全て僕のせいだって分かってるよ」
『そう…分かってくれて嬉しい』
私はこれ以上言うことはない。悟さんも何も言えないようだ。だが沈黙は長く続かなかった。秀君が帰ってきたからだ。
「ただいま、父さん今日は早いね。いつもお帰りって言う人にただいまって、何だか不思議だね」
秀君は当然のように私の隣に座り、私を抱き寄せた。
『お父さんね、1年北海道に異動になったんだって。秀君は学校があるから着いて行けないでしょ?だから…私もここに残るよ』
秀君は嬉しそうに私を抱き締めた。
『ちょっと秀君……ちょっと…こら……秀君……だめだって……お父さんが見て……んんっ…寝室に行こうよ…お願……あんっ…』
キスだけに収まらず、首筋、耳、鎖骨を甘噛みし、舌を這わせながら服を捲り上げてきた。
「いつもより綺麗だね、僕のためでしょ?なら答えなきゃ」
『だけど…んんっ』
私を彼の上に跨がらせ、乳首を責めながらショーツをずらし、昨夜の余韻が残る肛門を悟さんに見せつけ、指で擽った。
『あっ…………見ないで悟さ……ああぁだめぇ…』
指で丁寧にほぐされ、あっという間にポッカリと肛門が開いてしまった。
『いやぁぁ…お願いここじゃだめ…ひぃ!んんっぐ……うぁぁあああああああっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あああああっ!』
いともたやすくペニ○を直腸まで突き立てられ、背面座位で下から突き上げられながらタンポンの入ったワレメを見せつけられた。下から肛門を犯されながら、皮が剥けて肥大した陰核を捏ねられ、私は快楽に泣き叫びながら悟さんの足元まで潮を飛ばした。悟さんは顔を真っ赤にしてペニ○を握りしめ、スラックスの生地から精子を滲ませることしか出来なかった。


秀君の冬休みを待たず、悟さんは赴任先へ移っていった。辞令が出てわずか1ヶ月足らずだったが、悟さんはだいぶやつれてしまっていた。無理もない、毎晩のように私と秀君が愛し合う声を聞かされ、見せつけられていたのだから。
せめて見送りくらいはしなきゃと、妻としての義理で空港まで秀君と付き添って行った。

「じゃあ…秀、私が言うことでもないが、お母さんのこと頼んだぞ」
「分かってるよ。いっぱい大事にするし、いっぱい苛めるよ」
私は秀君の言葉がむず痒く、無言で彼の手を握った。
「お父さんが北海道に着くまで…うーん…3回は逝かせてると思うよ」
「……」
悟さんは何も言わず、こちらを振り返ることもなくゲートをくぐっていった。秀君は父親を見送るなり私を抱き締めた。
「舞、ホテル行こうか」
『…はい』

クリスマス……
子供たちが、恋人同士が、家族が、待ちわびて浮き足立つ時。
組織の持っている別荘で、私たちはクリスマスパーティーをした。外は真っ白な雪が全てを覆い尽くし、窓から見る景色は地平線だけ。
一軒家の大きさで評価すると、1階だけで6SLDK、2階もお風呂とトイレ付きで4部屋というとても大きなログハウスで、6組のカップルと5人の男性が集まった。
女性陣はみんな、裸も同然の厭らしい格好だ。もちろんエアコン、床暖房完備なので全然寒くはない。私はシースルーのベビードールとバックもフロントも紐のショーツを着けさせられた。サンタみたいに赤く、シースルーなので身体が透け、恥ずかしい。直美さんもサンタコスだが、身体の線がピッチリ見えるほど細いマイクロミニとガーターベルト、赤で揃えたタイツ姿だ。厭らしいけど、とても似合っている。
みんなHな格好をして楽しんでいる。常にセックスをしているわけではなく、ゲームをし、食事をし、お酒を飲み、テレビで流れるニュースを見ては時々真面目に経済の話をし、談笑しては笑い合った。ただ1人、万由子さんだけが不満そうだった。
『これ…30になる私が着るやつじゃないでしょ…未来ちゃんとか花音ちゃんなら似合うけど…こんなの恥ずかしくて…』
万由子さんはスポブラのようなシースルーの体操服と、ローレグでワレメがかろうじて隠れる程度の赤いブルマに太股までの黒いハイソックスだ。これは私も恥ずかしがるだろう。
『せめて上がもうちょっと長ければ…』
「万由子ちゃん、とても似合ってて可愛いよ。ケツに食い込むブルマとか、太股にムチって食い込むソックスとか、ガリガリに痩せてるより男はそっちの方が燃えるんだよ」
『それって私が太ってるってことでしょ?ひどいー』
万由子さんは不満げだが、実際に似合ってるし、見てるだけで同性の私もムズムズしてしまうほど卑猥だ。

SNSでこの小説を紹介

若奥さんの他のリレー小説

こちらから小説を探す