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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 132

私の手の中で彼の肉棒は硬いままだったが、私が目を開いた時には赤黒さは消え、健康で絶倫な男性の色に戻っていた。
彼は身を起こすと私を抱き締め、タオルで顔を拭いてくれた。
『痛いの…治まった?』
「うん、ありがとう…楽になったよ」
私が振り向いて彼の胸板に顔を埋めると、優しく頭を撫でてくれた。そのまま顔をあげると、秀君は唇を奪い、舌を絡ませてきた。
『ん…』
自分のしたことに恥ずかしくなり、再び胸板に顔を埋めた。
『もう限界…綺麗事は言わないから…セックスがしたいの…もう本当に、してくれるなら誰でもいい…』
「慎一さんや直也でも?」
私は無言で頷いた。彼も無言で立ち上がった。
どこへ行くの?そう聞こうとすると、彼はクローゼットを開き、ローションを取り出した。
「僕でもいいんだね?」
『あ………今は秀君が…いい…』
「まだ生理中だから、今日はお尻を責めるよ、舞。直也に先を越されたけど、絶対忘れさせてあげるよ」
秀君は嫉妬の表情を私に向け、私を仰向けに押し倒すと腰の下に枕を敷いた。
『そんなに怖い顔しないで…今は秀君の身体だから、私逃げないし…んんっ…』
アナルに秀君の舌が触れ、優しくなぞるような舌技が始まった。その瞬間、腰から足先にかけて神経が鋭敏になったような錯覚を受け、鳥肌が立った。慎一さんの舌が幼稚に思えるほど凄い。
『はぁぁ…んっ…あっ!だめぇ!ああっ!』
キュッと締まったアナルに舌をねじ込まれ、ざらつく味蕾で粘膜を撫で、刺激され、早くもじっとしていられないほどゾクゾクとした快感に襲われ始めた。
秀君の舌遣いは、優しいけどねちっこく、容赦がない。組織の男性全員を相手取ったわけではないが、彼に勝るテクニックを持った人はいないだろうと確信が持てた。舌が触れてわずか2分、もう何も考えられない。
『あぁぁぁっ…秀君待ってぇ…舌でつつかれてるだけよね?でももう……んっあああぁ!』
階下には悟さんが帰ってきて、こちらの様子を伺っている気配がする。きっと、自分で慰めているのだろう。
「舞、軽く逝ったね。顔は隠してたけど、可愛かったよ」
『もうて…ひどいことばっかり………………んああぁっ!まだ指先入れちゃだめぇ!』
ぬるりと侵入した指にゾクゾクと総毛立ち、思わず上半身を起こして仰け反ってしまった。
『んあぁあ!秀君…秀…あぁぁだめぇ…気持ち良すぎる…ああぁぁっ!』
私の肛門を指で優しくかき回しながら、もう一方の手が双臀や太股の内側、腰を擽るようにフェザータッチで這い回った。
『お願いだめぇ!じっとしていられないのぉ…い、いやぁぁ…逝きそうなのに逝けない…焦れったい…ああっ!秀くぅん…お願い逝かせてよぉ…あんっ!』
肛門はキュンキュンと彼の指を締め付け、いつでも絶頂を迎えられる準備はできている。それなのに…秀君は私を苛め、逝かせてくれない。フェザータッチで触れている部分に鳥肌が集中している。彼が指を動かす度、鳥肌が移動している感じだ。
秀君は私のお尻から指を引き抜いた。
「もう逝きたい?いいよ、でも中途半端なオーガズムは与えないよ。思いっきり泣かせてあげるね」
『え……待って…そんなこと言われたら怖い…あ………』
振り向くと聳え立つペニ○にローションを塗りながら扱いていた。あれを今入れられたら…。
怖くて後退りをしたが、秀君は私に近付いて腰を抱き、仰向けにしながら舌を絡ませた。行為の一つ一つはとても優しい。痴漢の男性や直也君なら、間違いなく足首を掴んで引きずり、押し倒していたであろう。
『待って秀君…怖い……やだっあっ……………ああぁあぁあぁぁぁあああっ!じっとしてお願い!ああああああああぁぁあああああああああっ!』
私の拳より硬くて大きな亀頭が括約筋を押し拡げ、直腸を貫いた。その快感は電気のように骨盤に伝わり、脊髄、延髄、脳へと伝わった。一瞬で迎えた激しいオーガズムを脳が処理しきれずにいたが、秀君は立て続けに腰を振り向続けた。

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