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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 119

花音ちゃんが熱いタオルを持って来るのを見計らって、浴衣の前を開けてベッドに横たわった。彼女の頬が赤く染まっていくのが分かる。
『カーテン閉めてね、恥ずかしいから…』
『……はい』
無言で花音ちゃんは私の身体を拭いてくれた。とても遠慮がちに身体に触れて来るのが、何とも可愛い。
『汗臭くないかな?』
『え…大丈夫…です、よ』
伏し目がちに答える彼女の前で身を起こし、上気した彼女の頬に手を添えて私の胸元へ誘導した。
『本当?遠慮がちに拭いてるから臭いのかなって思って』
『いえ……そんな…あの…』
彼女を優しく引き寄せ、唇が乳房に触れるまで近付けた。
『舞さん……女の人も好きなんですか?』
『うん、そう。花音ちゃんは?』
『………私も…』
私の顔を見つめる彼女の唇は妖艶な赤みを帯びていた。私は唇を少し開き、舌を出して彼女の唇に近付けた。花音ちゃんの吐息が私の舌に数回当たると、お互いの舌が絡まり始めた。
白衣の上から華奢な身体を撫で、小さな胸を撫でると花音ちゃんの息が荒くなっていった。
『ん…ごめんなさい……これ以上は…仕事中だから…』
『そうね…身体を拭いてもらってる最中だった…じゃあ、ここもお願い…』
ショーツを脱ぎ、足を大きく開き、指でラビアを開き、包皮を剥いた。花音ちゃんはツルツルのワレメを見て理性を失ったのか、顔を近付けて舌を這わせて来た。
『んっ…上手……経験があるのね…んっ…』
『今は特定の相手はいないんですけど、時々レズの掲示板で相手を探してるんです…舞さん…本当に厭らしい…』
クリ○リスを指でこねながら花音ちゃんは言った。舌も手も止まらない。乳首も責められながらワレメも同時に舐められた。
『んん……はぁん…気持ちいい………あぁ……んっ逝くぅ……』
花音ちゃんの頭を足で挟み込み、久し振りにオーガズムを迎えた。
汗ばんだ身体を花音ちゃんが拭いてくれた。
『ごめんなさい舞さん、私…仕事中なのに……それに、過労で入院してる舞さんに負担かけちゃって』
『気にしないで…先生からも明日か明後日、外出してもいいって許可が出たくらいだから平気よ』
『そうだったんですね…』
花音ちゃんの頬はまだ赤みを帯びていた。興奮が覚めていないのだろう。
『もし、花音ちゃんが明日お休みなら…私外出してみようかな』
『………休み…です』
身体を拭き終わった花音ちゃんは仕事に戻ろうとしたが、手首を掴んで引き寄せ、もう一度舌を絡ませた。明日が楽しみだ。久し振りに味わったオーガズムのせいなのか、一人になると一気に眠気が押し寄せてきた。
翌日、昼前から外出させてもらった。待ち合わせに指定したのは未来ちゃんと一緒にお茶をしたカフェだ。花音ちゃんは私より先に着いていた。
『ごめんなさい、待たせちゃった?』
『いいえ、全然…待ってる間ずっとドキドキしてました』
可愛い顔が上気している。この顔でたっぷり泣かせてあげよう。それには私だけでは足りない。
『あ、舞さんお待たせ。その人が昨日言ってた方?』
『そう、花音ちゃんっていうの。未来ちゃんもきっと気に入ってくれると思うの』
私だけではないことに花音ちゃんは一瞬驚いたが、未来ちゃんの可憐さに見とれ、すぐに上気した表情に戻った。
3人で少しだけお茶をし、自己紹介をお互いにしてもらった。花音ちゃんがトイレに立つと、
『すごく可愛い…私より年上ですよね?あんなに可愛い人とHできるなんて…』
未来ちゃんは大興奮のようだ。
今日は未来ちゃんが車を出してくれた。初めての花音ちゃんに疎外感を与えないように一緒に後部座席に座ると、花音ちゃんは目を輝かせて言った。
『未来ちゃん、すっごく可愛い…舞さんとふたりきりじゃないって知って驚いたけど…未来ちゃんと触れ合うって思ったら私…』
お互いに好印象を持ってくれたようで良かった。すぐ近くにあるホテルの駐車場へ入るなり、私は花音ちゃんの唇を奪い、唾液が混じり合うようにねっとりと舌を絡ませた。
『ん…舞さん……』
花音ちゃんは首まで真っ赤になった。車から降りると、未来ちゃんが恨めしそうにこちらを見ていたので、抱き寄せて未来ちゃんの唇も奪った。未来ちゃんは私の腰に手を回し、蕩けるような甘い表情になった。

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