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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 113

私の動画の閲覧回数が、少し見ない間に全て100万回を超えてしまっていた。私はそんなに世の男性のオカズとして役立っているのだろうか。何だかむず痒い。
『最新の動画……あった、昨日のだ』
既に1,000人のオカズにされているようだ。延々と袋男に正常位で犯される様子が見られる。悲鳴と言っても違和感のない喘ぎ声で、何度も足の指先まで痙攣しながら突っ張ってオーガズムを繰り返していたのだ。
『こんなに厭らしい…』
動画を早送りさせ、リビングへ逃げ込んだところを再生させた。やはりソファーの下のカメラは私を捉えていた。袋男が私に覆い被さり、そして…
『あっ!ああああっ!』
一瞬仰け反り、ガクッと崩れ落ちた。やはり意識を失ったのだ。
これで終わっ…
『…ふーっふーっ…んぐぅ…んっんっんっんっ…』
意識のない、フローリングに頬を押し当てて倒れている私をさらに犯したのだ。まるで意識の確認で激しく揺さぶられているかもようにされるがままの私は、再び仰け反った。それと同時に袋男は私の髪の毛を掴み、ソファー下のカメラの方へ顔を向けた。
『ああっ!あああっ!あんっ!死ぬぅ!うああああああっ!本当に死ぬぅうう!』
髪を掴んで正面を向かされ、カメラ目線で泣き狂っていた。袋男は態勢を変えて床に寝そべり、私を上に乗せた。大股開きで下から突き上げられ、結合部が丸見えになっている。
『当たってるう!また当たってるのぉ!そこ突かれたら本当にだめええ!』
腸を犯され、カメラに向かって幾度となく潮を吹かされていた。
『すご……これ…前に入れられたら……どうなるのかな……』
ギュッと閉じた足の間が熱く湿っているのが分かった。
疲れてる…そう、身体はさんざん酷使されて疲れてるんだから、自重しなければ。そう言い聞かせてもショーツの中がムズムズと疼く。性感帯が勃起しているのがわかる。それがショーツで擦られていることも…。
『履き替えよう…』
濡れて気持ち悪い。タンスを開けて肌触りの良いシルクのショーツを取り出して穿いてみた。
『…んっ…クリに当たるだけで…』
駄目だ。どうしても陰核を刺激してしまう。それなら…。
『これだったら……はぁぁ…大丈夫…』
ワレメが剥き出しの紐のように細いショーツ、これならば当たる心配はない。とても卑猥だから、鏡で見ないようにした。
気持ちを静めなければならないのに、私の動画を見た人達の感想が気になって仕方がない。溢れる粘液を拭き取ったばかりなのに、またパソコンの前に座ってしまう。
「舞さん最近痩せて来たな。レイプでカロリー使いすぎなんじゃないか?俺も犯したい」
「痩せても肌が綺麗だ、前より可愛くなった」
「これだけ調教されてアナルの形が崩れないなんて。俺も彼女を抱きたい」
「前までは電車内で触ってたんだけどな。また逝かせてやりたい」
「舞さん最高」
「またオカズにさせてもらった」
「買い置きのティッシュが彼女のせいで使いきってしまった」
こんなにいっぱいコメントが…オカズで満足してるんじゃなくて、犯したいなんて。
急に自宅のチャイムが鳴り、驚いてしまった。また組織の人間か…げんなりしながらも心なしか胸が踊ってしまう。そして悪い癖だが、レンズで相手の顔を確認せずに開けてしまった。
『………あの…』
「こんちは、ああ、怪しまないで。一応組織の人間です」
まず目に入ったのは耳だけでなく、顔にもつけられた大量のピアス、顔の半分を隠す大きなマスク、その下は鼻や唇にもピアスが埋め込まれているのだろう。そして首や手の甲にぎっしりはいったタトゥーだった。夜道で声をかけられたら一目散に逃げるだろう。そういった異質なイメージだった。
「みんな俺を最初に見たときはそういうリアクションなんですよ。だから気にしないです。それより舞さん、こんな風貌の男と玄関先で話してるの見かけたら、近所の噂になっちゃいますよ」
『あ…ああ、そう…そうですね。じゃあ…その』
「はい、上がらせて下さい」
見た目に似つかわしくない物腰の柔らかさにいささか拍子抜けしながらも、見た目的には怪しさ満載の男性を招き入れた。

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