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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 114

「動画チェックしてたんでしょ?」
『あ……はい…生配信の分を見てたんですか?』
「ええ…とてもモジモジして我慢されてたから、ちょっと悪戯したくなって来てしまいました」
男性は私の後ろに立ち、両肩に手を置いてパソコンの方へと私を誘導した。
『どうして後ろを向かせてくれないんですか?』
「俺の顔怖いでしょ?女性にはこの芸術が理解されにくいから。Hの時は目隠ししてあげますから安心して下さい」
デニムのシャツの上からいとも簡単にブラのホックを外された。この男性の手つきは何だか安心できる。
『ごめんなさい、見た目で警戒しちゃったけど…何だか私の扱いが優しいですね』
上気して震える声で尋ねると、うしろからブラを引き抜いてやさしく抱き締めて来た。
「大ファンですから。乱暴にできないですよ」
私はまた悟さんと秀君のことを忘れてしまっていた。この人なら、私を優しく慰めてくれる。私は振り向いて男性のマスクを外した。予想以上のピアスの数だったのが、むしろ予想通りだった。
「舞さん、お願いだから怖がらないでね」
彼は口を開くと、舌を出してみせた。
『っ………それって…どうなってるの?痛くないんですか?』
彼の舌は縦に、2つに割れていた。
「こういう肉体改造だよ、女性を喜ばせるにはもってこいだから」
男性は私の目の前で舌を動かした。割れている舌の切っ先が、左右逆に自由に動いた。しかもけっこう長い。
『これで女性が悦ぶって…………っその……どういう』
既に悟ってしまったが聞かずにはいられない。私の質問に無粋な返答はせず、抱き締めて首筋に舌を当てた。まるで二人の人間が舌を絡ませ合いながら首筋を這い回っているようだ。
「これで舞さんの弱い場所をね、挟み込むようにして舐め回してあげたらどうなると思う?」
私はパソコン前の椅子に座り込み、無言でデニムシャツのボタンを外して乳房をあらわにし、男性の舌を求めた。
『こういうことですよね…』
「そういうことです」
男性は私の左の乳首に舌を近付けた。吐息が胸にかかり、芯がぞくぞくと熱くなる。
『はぁぁ……んん…』
乳輪だけを器用に、乳首に触れないように円を描くようになぞる。本当に器用だ。強すぎも弱すぎもない。絶妙な具合でなぞってくれる。乳首に触れずに焦らされている感じが苛めと言う表現に合っている。
『挟んで舐めて…下さい…………ふぅ…ん…ねぇお願い…』
舌は私の欲しい場所から離れ、鎖骨を這い回った。
『何か当たります…』
ふとした違和感に気付いた私に、男性は私の手を誘い、舌の先端を触らせてくれた。
「小さいシリコンが入ってます。これがけっこう奥さま方を啼かせて来たんですよ」
それはつまり、私もこれからたっぷり啼かされるというわけで、期待した私はそのまま舌を優しく乳房へと引き寄せた。しかし、男性は私の欲しいところを責めてくれない。お腹から、腰、スカートを脱がせ太股の内側へと、指も同時に這わせ始めた。
『指も…ですか?』
指にもコリコリとした突起が出ており、フェザータッチで刺激された時にむず痒さが増すのだ。
『お願いします……乳首苛めて?そろそろ限界…』
男性は無言で手錠を取り出し、私を後ろ手に拘束した。そして太股の内側からパンティラインに沿って指を這わせながら、私の左の乳首を舌で挟み込み、互い違いの上下運動で刺激した。
『あぁぁ……凄い……今までにない感覚……気持ちいいです……』
腰をくねらせながら無意識に男性を挑発してしまう。男性が早く興奮して、我慢できなくなって私を犯すように仕向けてしまう。
『んんん…んぁ…はぁぁ…もう…んっ…んんっ…はぁぁあっ…………』
昨日の余韻も手伝って、簡単に乳首逝きしてしまった。
『んあぁ……ねぇお願い…逝ったから…乳首で逝ったから……そっちばかり責めないで…んん……いやぁ…いやぁあ…………』
男性は左の乳首から舌を離すと、私の目を見つめた。
「欲しい場所、ちゃんと分かってますよ。綺麗な奥様がこんなに濡らして…俺の責め方ちゃんと見てましたね?逝っても苛め続ける…で、いいんですよね?」
分かっているのだ。この人は私が逝っても愛撫し続けるだろう。それが後の私にとって地獄の快楽苛めであっても、もう拒むことができない。逝かされ続けて呼吸が整わないふりをして、私は何も言わなかった。
男性は私の足の間に顔を近付け、長い舌を伸ばして包皮を脱いだ突起に触れた。
『うぅんっ……んんっ……はぁぁぁ…』
包皮を、舌先を左右に開きながらきれいに剥ききると、充血した突起を挟み込んでねぶり、両方の乳首を指先でこね始めた。それと同時に私はビクンッと背筋を仰け反らせ、身の置き場がない快楽に狂いまくった。

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