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私の秘密
官能リレー小説 - 若奥さん

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私の秘密 109

『…よりによって貴方が来るなんて』
本人を前にして思わず口走ってしまった。
「何だ奥さん、俺じゃ不満かい?」
『だって貴方は強引すぎるから…』
痴漢はニヤニヤしながら私に近付き、服の上から乳首をいじった。無意識に目を閉じ、吐息を漏らしながら腰をくねらせてしまう。
「強引にされるのが好きだったんじゃねえのか?」
『でもさすがにここは…私の家族もここに住めなくなっちゃう』
痴漢は私の腰に手を回して抱き寄せ、タイトのホックを外した。
「両隣は同類の変態女、周りは若い世代ばかりだ。仕事や学校に行っていないか、夜の勤務で寝てるかだ。舞さんがでかい声出さなきゃばれないさ」
タイトがハラリと落ち、紐同然のショーツが晒された。
『でもさすがに家の前じゃ……許して…』
痴漢は紐パンに指をかけ、容赦なく引き裂いた。
『ああっ!待って!お願いここはいや!』
屋根のついたゴミ捨て場で、かろうじて上からは隠れるだろうが、周りからは丸見えだ。いつ人が来るかもしれない。それでも痴漢はお構い無しだ。ハサミを取り出し、サマーニットを横一線に切った。2昔前のヘソだしルックのようにされ、さらに胸元に横に切れ目を入れることで、両方の乳房が切れ目から丸出しにされてしまった。
『……ひどい……』
胸が丸見えのサマーニットに、黒いタイツだけの変態的な格好で身を縮め、痴漢に哀願の眼差しを向けた。そんな表情をしても無駄だとでも言うように、彼のズボンは異常なまでに盛り上がっていた。
片足をポールに縛り付けられ、足を閉じることができなくなった。両手は後ろ手に手錠で拘束され、手で隠すこともできない。
「30分見世物にしてやる。終わったらご褒美だ」
『やだ…待って、行かないで…絶対見られる…お願い…』
どんなに私がお願いしても、痴漢の男性は待ってくれなかった。私は独りごみ捨て場に取り残され、惨めな醜態を晒し続けた。時々若い男性がやって来ては私に携帯を向け撮影し、去っていった。それが痴漢の男性の差し金だとわかっていたが、それでも助けを求めずにはいられなかった。羞恥心が物凄い。手足が自由になるなら、一瞬もここにいたくない。
身体中が熱い。日が射していても風は冷たさを感じる季節なのに、汗で湿った肌が日に照らされ、光っている。
「いいですね、舞さん。とても厭らしくて綺麗ですよ」
また別の男性が携帯を片手に近付いてきた。
『見ないで下さい…お願いします…私の好きなプレイじゃない…』
「まだ気持ちが身体に着いていけていないんですね、でもきっとこういうことを悦んで受け入れるようになりますよ」
男性は私の口の中にカプセルを入れ、飲ませた。
『何……何飲ませたの?ねえ…』
それが利尿剤だと気付くまでに5分もかからなかった。あっという間に膀胱が充満し、尋常じゃない尿意が襲いかかってきた。
『あ………ダメ…あっちに行っ…あっ!ああああっ!』
見計らったように集まって来た男性たちに撮影されながら、私は勢いよく放物線を描き、放尿してしまった。
「こんなもんじゃ終わらねえぞ」
男達は私を囲み、動画や画像を撮り続けている。痴漢の男性は指を入れてくの字に曲げ、Gスポットを的確に刺激してきた。治まらない尿意に耐え難い屈辱と羞恥心を伴った快感…。
『うぁあ!また…やめてぇ!また出ちゃう!』
おしっこと潮が同時に溢れ出し、オーガズムと同時に排泄による快感が脳髄を痺れさせた。
『あはぁああぁぁ…あ…ぁ…もぅ…いや……』
明るい時間からこんな場所で、恥ずかしい姿を晒してしまうなんて。それでも今の私は、心ですら否定できない異常な興奮を感じていた。でも受け入れてしまっては、人としての何かが消えてなくなりそうな気がした。
「いい逝きっぷりだなぁ、舞さん」
『私………私……』
痴漢の男性は何も言わず、半裸の私を抱いて自宅へ連れ込んだ。

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