世界の中心で平和を叫ぶ。第3部 73
啓太は思考を切り替えると、キス魔のマイに大好きなキスをお見舞いした。
突然の不意打ちにマイはちょっと驚いたようだが、しょせんは常時発情しているただのメス。
すぐにうれしそうな、それでいてとろけるような表情で舌を絡め始めた。
「ああっ!?ご、ご主人様ひどいですわっ!
どうか私めにもごほうびをっ!」
「まったく・・・マイもマリアもわかってないわね・・・。
私たちはご主人様を喜ばせるだけのオナホ○ルにすぎないのに・・・」
キスに喜ぶマイとそれに嫉妬するマリア。
2人の態度に盛大なため息をついたマヤは、奴隷として主人を悦ばせるべく、口で器用にズボンのチャックを下げて剛直を引きずり出した。
「啓太様?もし至らないところがあれば、いつでもお仕置きしてくださいね・・・?
私、啓太様のためならどんなことでもしてみせますので・・・♪」
マヤは艶を含んだ笑みを浮かべてそう言うと、啓太のモノをパクリと飲み込んだ。
どうやら口だけでなく、ノドまで使って啓太を楽しませる趣向らしい。
だがノドまで使っての口奉仕はかなりの上級者向けのテクニックだ。
今まで何度か抱いてきたが、一度もそんなことされた覚えはない。
マヤにそんなことができるのだろうか?
啓太が質問するより早く、マヤは○ェラを開始した。
「んぐッ!?おぶ、うえっ・・・うぐおおぉぉうッ!?」
「お、おいマヤ!?無理すんな!!」
予感的中。やはりノドを使うのはこれが初めてだったようだ。
マヤは年頃の女の子にあるまじき声で、苦しそうにうめく。
さすがの啓太もこれにはあわてた。
Hの最中に死ぬような思いをされては、なえるどころの話ではない。
啓太はとりあえず行為を中止しようとするが。
上半身に絡みつく、マリアとマイに止められた。
「ダメですよ、啓太様ぁ。ちゃんとボクとキスしてください。
ちゃんと見てくれないと、ボク泣いちゃいますよぉ?」
「な、何言ってんだ、このバカ!
マヤが苦しがってるの、わかんねえのか!?」
「わかってないのはご主人様のほうです。
365日、24時間体制で発情しているこのコが、それくらいで苦しむとでもお思いですか?」
マリアに言われてもう一度マヤの様子を見てみる。
すると確かに苦しそうにうめいているが、行為をやめる気配はまるでない。
それどころ剛直を出し入れするペースが心なしか、上がっているような気がする。
「マヤもマイも私も。ご主人様が喜ばれることなら何でも大好きな淫乱女なんですのよ?
この程度のことで音を上げているようでは、ご主人様のお相手なんてとても務まりませんわ」
「ちょ、ちょっと待て!
おまえら人のこと何だと思ってんだ!?」