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世界の中心で平和を叫ぶ。第3部
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。第3部 72

「ご主人様、そんなに恥ずかしいならばこのレストランの事務室を借りて、伽をしたらどうかな」
「マイ、サンキューでかした。早速そこへ案内してくれマヤ、マリアいくぞ」
「ふう〜仕方ないですわね」
「啓太さま、公共の場で私達を貪るのも乙なんですよ」
マヤ達に困っていると、そこへステーキを食べ終えた飽きたマイがさりげなく助け船を出してきた。
啓太は藁にもすがる思いでこの提案を受け入れる事にした。
しかし、マヤとマリアは少し不服な様であった。

何故なら痴女のマヤやマゾのマリアは衆人環視の方が燃えやすかったからである。
しかし、ノーマルな啓太には衆人環視でのプレイは不可能なので、あえて受ける事にした。
そうしないと啓太に嫌われるのをマリアとマヤは恐れたからだ。


因みに啓太は二人のそんな心情を薄々感づいている為なのか余り厳しく出来なかったのである。

そして、啓太達は事務室へ向かうと事務室で仕事をしていた女怪人は快く提供してくれた。


「はあ〜やっぱこうなるのか…お前たち、やる気マンマンだな。」
事務室に入った啓太は結局マイ達とやる事にげんなりしていた。

「御主人様、お楽しみなんですから、暗い顔はいけません。」
「そうそう、僕達と楽しもうよ御主人さま〜」
「私達リベリオン・ナイツは御主人様の護衛と性欲処理は義務であり権利ですわ。
だから、御主人様は楽しめばよろしいのですわ。」
元気の無い啓太にマヤは励まし、マイは甘えながら啓太に抱き付き、マリアは自分たちの務めを語りだす。

啓太としてもこんな美人を好き勝手できて、うれしくないわけではない。
事実、何だかんだ言って迫ってくる女怪人と酒池肉林の日々を送っているし。
しかし啓太としては自分に危害を及ぼすほどの重い愛はノーサンキューだし、護衛がいなければ満足に外にも出られない生活なんて送りたくない。
何より、頼んでもいないのに自分のために勝手に傷つき死んでいく怪人たちなんて見たくないのだ。
だからこそ啓太は模索する。
啓太が理想とする世界を築くために。
ま、それはそれとして。

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