PiPi's World 投稿小説

世界の中心で平和を叫ぶ。第3部-投稿-


「お・・・お客様?お1人でございますか?」
「いや、後から連れが来る予定なんだ。
 そいつ、たばこを吸うから喫煙席をお願いしたいんだが」
「・・・っ!かしこまりました。それではこちらにどうぞ〜」

何気ない会話。しかし啓太の返答に何かを察したウエイトレスは、表面上は笑顔で主人を店内に案内する。
ちなみにこの店は全面禁煙である。
啓太はこうしてうまく事務所まで案内してもらうと、そこではいた店の最高責任者が床に片膝ついた体勢で彼の到着を待っていた。

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