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世界の中心で平和を叫ぶ。第3部
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。第3部 71

「ご主人様、ここのステーキ美味しいですね」
「美味しいって…マイこれで10皿目だぞ、食い過ぎだぞ」
呑気に特大のステーキを沢山頬張るマイをみて啓太は呆れてしまう。

「あははっ、師匠の大食いは今に始まったことじゃありませんけどねっ!?」
「あれだけの食糧がマイ様のどこに入っているのか、私は不思議でならないのだが・・・」

朱鷺の明るい言葉に、蒼がボソリとつぶやく。
きっとみどりも言葉にこそしないが、気持ちは同じだろう。
一方マヤとマリアは、そんなマイの大食いなど見飽きているらしく、淡々と食事を続けている。
そんな騒がしくも楽しい食事を見ながら、啓太は思う。
ここに来てよかった、と。

(コイツらの楽しそうなカオ見てると、やっぱり普通の女の子なんだって実感させられるよなー・・・。
 何で他の組織とかってあんなにドンパチやりたがるんだろ・・・?)

その答えはわかっている。それは金や力がほしいから。
しかし今の時代、金や力なんてそんな必要なものなのだろうか?
正直欲のない啓太には、あまり理解のできない話だ。

(でもオレはそれを理解しなくちゃいけない。
 オレはコイツらを守るためにも、その方法と手段を探しに外に出てきたんだか・・・らふっ!?)

啓太が食事を楽しみつつ決意を新たにしていると。
突然股間に甘い痺れが走った。
見ると隣に座っていたマヤが、やけに色っぽい笑顔を浮かべ、ズボン越しに啓太のナニをいじくっていた。

「いかがいたしました、啓太さん?
 具合でも悪いのですか?」
「違っ・・・。て、テメっ・・・一体何を考えてっ・・・!?」

空々しいセリフを吐くマヤに、啓太は文句の1つも言ってやりたい。
しかしマヤの絶妙な力加減に、うまく言葉を口に出せない。
気を抜いたら、あまりの気持ちよさに変な声を上げてしまいそうだ。
「マリア助けっ………」
「うっふ〜ん」
啓太は隣のマリアに助けを求めようとするが、マリアは啓太に抱きつき自慢の超乳を押し付けていた。

「みどり、朱鷺、蒼、くっ駄目かっ…」
仕方なくみどり達に助けを求めるが、師匠達を怒らせたくないので目をそらすので啓太は諦めた。

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