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世界の中心で平和を叫ぶ。第3部
官能リレー小説 - SF

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世界の中心で平和を叫ぶ。第3部 66

「ふっ、無謀な奴らだ。さてと、あの馬鹿の好きにさせておくか、食客の私は部屋に戻って寝るか。」
襲ってきたアパレントの怪人を叩きのめしたルシフェルは啓太の勝手さに呆れながら、放っておくのを決めて部屋に戻った。
何だかんだと言いながら、自分の立場をわきまえているルシフェルであった。

「せいぜい痛い目にあって、夢達に慰めてもらえ糞総帥。」


――――

「ヘ・・・クシュンッ!?」

ルシフェルが部屋でふてくされていたその頃。
啓太は大きなくしゃみ1つをした。
今啓太がいるのは地上にあるマンションの一室。
そこで啓太は護衛に連れてきた怪人たちと茶を飲んでいた。

「風邪ですか、啓太様?」
「ええっ、風邪!?それは一大事ですっ、私たちの体温で温めて差し上げなければっ!」
「・・・・・・!(コクコク)」
「ダメよ、朱鷺ちゃんっ。
 そーゆーおいしい・・・ゴホンゴホン・・・。
 そーゆー仕事は先輩である私たちの役目よっ!?」
「え〜っ!?センパイ、いくらなんでもそりゃ横暴っスよ〜!!」
「黙れ朱鷺。マヤ様もこんなところで発情しないでください。
 ほら、みどりも落ち着け」
「おまえら・・・他人のくしゃみ1つでよくもそこまで話を広げられるな?」

護衛として連れてきたエレメンタルの3人とその部下3人のテンションに、啓太は呆れ半分関心半分といった様子でそうつぶやいた。
しかしそんな光景もずいぶんひさしぶりで、啓太の心に何かホッとするものが広がっていくのを感じた。
考えてみればここ最近は血なまぐさい争いごとやら、組織の長としてのトレーニングとお勉強の日々。
啓太はふと夢が家に来たばかりのことを思い出すのであった。

(懐かしいなー・・・。
 そう言えば以前はこんな感じで、毎日どたばたしていたっけ・・・)

カチャカチャ・・・ペロッ♪チュパッ、ジュル、ジュルルルっ。

(そうそう、大ボケかます夢に疲れるくらい突っ込んだ後、アイツはこうやって迫ってきて・・・)
「・・・ってオイッ!?」

下半身から伝わる気持ちよさに、驚いて目をやると。
そこにはすっかり発情した様子のエレメンタル・ガーディアンの3人がいつのまにか啓太の股間でフェラ○オを始めていた。

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