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神になろうとした男
官能リレー小説 - SF

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神になろうとした男 8

やがて兵士達はその男だけを残して立ち去る。先ほどまでの喧騒は収まり、何事も無かったかのように元の状態に戻っていく。
一人残された兵士はまだ祈りを続けていた。しかし、その祈りが終わった瞬間…、 突然地面から黒い炎の柱が出現したかと思うと瞬く間に男を飲み込んだ。
「な、なんだぁ!?」
ジョンは思わず叫ぶ。
男の着ていた鎧が燃え上がり灰になって崩れ落ちる。鍛え上げられた肉体が露になり、そしてその胸の中心には黒い紋章が現れて光り輝いていた。
「おお…」
ジョンはその光景を見て息を飲む。あの男の身に何かが起きているのは間違いなかった。
だが、それが何なのか全く分からない。
「…ううっ」
やがてその男は呻き声を上げ始めた。ジョンは思わず身震いする。
すると男は突然天に向かって雄叫びを上げた。彼の体を包む黒い炎は更に勢いを増していく。
「あああっ!」
男のペニスがブシャアと我慢汁を噴射する。
萎えているペニスから勢い良く発射したそれは、まるで小便のように地面に撒き散らされた。辺りに独特の臭いが立ち込める。
「あああ! あひぃ!」
男は悶えながらビクンと腰を突き上げる。
それと同時に彼のペニスは一気に勃起し、グンと天を向く。
目の前で起きている卑猥な現象に、ジョンの頭は完全に混乱していた。
「一体…どういうことなんだ?」
ジョンはただ呆然と眺めることしか出来なかった。
「うおぉ! おほお!」
黒い炎に包まれた男が喘ぎ続ける。ジョンが見ている事すら気づいていないらしく、隠すことなくその痴態を晒し続ける。
「イグゥウウッ!」
そして絶叫と共に全身を大きく仰け反らせると、次の瞬間には大量の精液を放出して果ててしまった。放たれたそれは、黒い炎に焼かれると妖しげな桃色の輝きを放ちながら蒸発していった。
まるでこの男の体から絞り出されたエネルギーそのもののような感じだ。
「ハァ…! アヒィイイッ! オチンポォオオオッ!」
それでもまだ足りないのか射精しながら腰を振り続けている。その度に男の象徴は激しく揺れ動き、さらに快楽を貪ろうとする。

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