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機動装甲警察 ガイアスワット
官能リレー小説 - SF

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機動装甲警察 ガイアスワット 9

既に朝の通勤ラッシュは過ぎており誤魔化しが利かない状況、通報されると万事休す……男は逃げだそうとするも身体が動かない。他の乗客はずっとスマホの空間ウィンドウを見ているのか自分が逆痴漢されている事に気がついてない。
「……私がヌイてあげる」
「や、やめてくれ……警察にばれたら」
「ふふ、このバスは一時的に支配しているから……」
男はハッとした、そうスマホの空間ウィンドウで“自分と目の前に居る少女は居ない事になっている暗示”をしている、しかもこの連結バスは完全自動運転であり防犯カメラもハッキングされている……少女はジッパーを開け、手慣れた様に扱き始めた。
「っ!!!」
完全に男性器を露出され睾丸までも弄られている、空間ウィンドウからもはっきりと分かるが目の前に居る少女達が反応する訳でもなくマネキンの様に呆然とスマホを見ている……他の乗客も何かしらの暗示されているのか自分が目の前に居る少女に逆痴漢されているのに気がついてないのだ。しかもこの連結バスは窓にもラッピング広告されており外側だと余程近づかないと車内の様子が見えない。ここ数日、ヌイてない肉棒は美少女の手コキに順応に反応にした。
「でっ、イッ……ファ」
射精する瞬間目の前の少女は錠前付コックベルトを根元に装着し射精を封じた。
「言う事聞く?このベルトは複合ケプラーだからね……しかも無理にちぎろうとしたら締め付けて壊死しちゃうよ♪」
男は頷くしかない……このベルトで男の象徴を失った同級生が居るからだ。座席が開くと移動しディープキスとの並行でイジられる。何度もカラ射精が起こるがもどかしくなる。
「うっうぅぅうっ……」
どんどん精液が溜まっていく感覚が分かる、目の前に居る少女は明らかに男を焦らす事を知り尽している……こんな時にベットの上で喰いたい女に出会うとは……。
「このバスは港湾地区に向かうから、そこで降りましょう」
従うしかない、それに港湾地区なら逃げ出すチャンスはまだある。裏ネットで紹介されているネットカフェを装った売春宿は密出国の仲介をしてくれるからだ。


連結バスを降りた男とヘンリエッタを不自然に思う事は無い……二人はコンテナヤードの間にある歩道を歩く。
「何者だ?俺の事を知っているのか?」
「……ええ、地球外生命の遺伝子情報不正使用の主犯。残念だけど貴方はこの国から出る事は出来ないわ。自首なら司法取引も応じるし、貴方が持つ情報次第では刑は減刑出来る可能性もある……何よりも善良で真面目にしている移民達に迷惑かけた以上は応じるべきです」
「!」
「ガイアスワットジャパン福岡第二機動捜査隊所属のヘンリエッタです。貴方を逮捕します」
振り向きざまに少女は電子手帳を見せる。
「ふざるけるなぁああああ!」
男は隠し持っていた注射器を首筋に刺す、骨格と肉体が急激に変化し全身滑り気と湯気が湧き出る怪人化した。頭部は亀頭に模しておりヘンリエッタですら少し後ずさりする。
「寄生型侵略兵ですね、こんなものまであるとは」
バイオリンケースを放り投げたと思えた瞬間、ヘンリエッタに銃が握られていた。
「ヘンリエッタです!ターゲットは寄生型侵略兵に変態化!封鎖を!」
『了解、ヘンリエッタ……無理はしないでね』
「はい」
FN−P90U、原型はPDWと呼ばれるSMGの一種は対テロ戦闘の際の室内制圧に開発された銃であるが殺傷能力が高いので怪人化に出くわす事が多くなった昨今では使われる様になる。
「女!おんなっ!おんあぁああななんっ!」
「(理性損失確認……)」
ヘンリエッタは弾倉を差し替えた。やはり全身海綿体に近い筋肉と滑り気では貫通力を増したFN−P90Uでも難しい。
「どいてな!バイオリン少女!」
その声と同時にピックアップトラックの荷台の上にてアンチマテリアルライフルを構えた少々育ちが良くない女性が叫ぶと同時に怪人に弾丸が貫通した。人間なら千切れ飛んでいる所だ。

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