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機動装甲警察 ガイアスワット
官能リレー小説 - SF

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機動装甲警察 ガイアスワット 35

空間ウィンドウに表示された年号から見て今から十年の前、その時は地球侵略の為に足がかりを構築しつつあった頃の話で皇子ら数人がアビリアンに参加していた頃だ。カルスワらは主君アレドッサと共に地球に降下し生体材料の採取地としては最有力であった“日本国“と言う国を調査していた時だ。
「ほら、これが私とお父様、お母様……お婆様らは逃ネィスアースに亡命していたのよ」
「!!!!」
「それは夫の指示だったさ」
ネウスルの祖母が忌々しく言うと孫娘を洗う為に天井からバスタブを出す、本来なら息子夫婦や孫らも亡命させる算段だったが臣下の裏切りにより敵対する貴族勢力に虜囚の身に……連行された場所は刑務所内の生体改造工房、しかも全裸にされた状態で連行……既に市民の姿は無く敵対する貴族に加担する流れ者や傭兵らで大通りを闊歩する状態での……先代皇帝はこの時期になると現実を逃避するように艶に溺れたと言うのは最近になって知った。
正妃と帝位継承一位の暗殺がきっかけになって始まったとされる……帝位継承争いは泥沼化しておりこの時点で暗殺したのが誰なのか不明、ネウルスの父親らも暗殺犯に仕立てられたとも言うが……真意はご遺族である二人ですら分からない。
「酷い」
「初め見た時は顔を背けたさ」
祖母は亡命先でこの映像を見たらしく忌々しく言えるだけでもマシだ、ネウルスの陰核には淫具が食い込みチェーンによって母親の陰核にも同様の淫具に繋がれた。更にチェーンは父親の男根に繋がれており肛門には無理矢理勃起させる淫具を挿入されている。逃れる事は出来ない連行されている者には首輪が付けられており肉体を外部から操作されているのだ。それでも両手を腰の後部に拘束しているのは演出だ。
如何に自分らが“権力”と“実力”を持っているのか、国内外に知らしめる為なら如何なる手段もする……礼節も誇りも何処にも無い……やがてネウルスと両親は意思に反して判決台に移動する、かつて妃にも輩出した家柄とあってか温情として愛情表現をさせると言う、それは皮肉と言うのではなく“恥辱刑の執行”だ。ネウスルの父親は絶叫する、前立腺を直接刺激され睾丸がどんどん膨らんで来るのと同時に仰向けに寝てしまったのだ。母親が駆け寄る事も出来ない、反してネウルスは血管がはちきれそうになっている父親の肉棒を見て恐怖が支配する、身体がその場で膝を付くと顔はそれに近寄る。目を閉じる事も出来ない上に漂う匂いに下半身の秘所が濡れ始める。そしてネウスルの唇は父親の亀頭に触れた。

彼女も嫌がっては居るが極度の異常環境に晒された状態は水分を欲しており脳も正常な判断を下せない状態である。やがて舌先が父の亀頭下に触れた……精液でも構わない、ネウルスは父の肉棒をねっとりとしゃぶっているのだ。本来なら既に射精している、が肛門に填めこまれた淫具にはナノマシンが含まれており父の精巣は既に肉体改造用ナノマシン製造器官になり膀胱も加工され生体媚薬器官にされた。
「うぁああああっあああっあああっ!」
ネウレスの父が叫んだ瞬間、娘の口に大量のナノマシンが注ぎ込まれた。ナノマシンは瞬く間に体内にある血管に侵入しネウレスの各内臓を強化していく……そして脳内を蕩けさせネウレスは仰向けに寝ている父親の上に秘所を晒した。急速に尿意が来たのは大量の廃棄物を尿に変えたのだ。
「おとうさぁああ!でちゃうぅうう!」
せめて座りたかったがたったままの放尿をさせたのだ。

そこで映像が途切れる。カルスワが強制終了されたのだ。
「え〜好きじゃないの?」
カルスワは分かっていた、自分らが地球で散々やった事だ。頬を膨れるネウルスにキスをする。
「っ!もぉぉっ……」
男をその気にさせる甘ったるい声と仕草、あの時に脳を弄られたのだろう。秘所による精液搾取の準備は整っていた。



翌日、カルスワは帝都を見て回る……流れ者の恰好は素性を隠すのにちょうどよい。ネウルスを満腹させたのでしばらくは大丈夫だ。

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