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機動装甲警察 ガイアスワット
官能リレー小説 - SF

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機動装甲警察 ガイアスワット 33

以前は人間の売春婦が多かったが今では亜人種、即ち獣人やら爬虫類の特徴を持つ者も見受けられ以前よりも増えた。
「アウザットス、今は何を……」
「戦災孤児の教育……とはいってもやましい事じゃないぞ。小間使いとして雇用しつつも一人前の国民として教養を身につける。普通ならわしは投獄か処刑されている。だが皇帝陛下は重臣の任を解いただけにした」
カルスワは驚く、一昔では絶対にやりたがらない事だ……つまり今の皇帝はそれだけ本国の状態を把握しているのだ。
「お主が今仕えている主君はアビリアンにいるのだな」
「ああ……常に偵察に呈しているが侵略している事は変わらないよ。地球で散った皇子の死に際も見ている」
この事がアドレッサが本国は愚か母親の故郷にも帰国しない一番の原因だ。状況次第じゃ見殺しにしたとも言われる……。
「立ち話じゃ収まりきれないのぉ……」
二人は示し合わせた様に歩き始め、路地裏にある店に辿りつく。いかがわしい感じがするが難無く店内へと入る。
「女将、いるか?」
「なんだい……アウザットス、冷やかし……カルスワ!!!まだくたばってなかったかい!!」
年老いた女性は驚いた表情でカルスワに寄ると涙を見せる、彼女もカルスワと同じ故郷であるのだ。
「まあな……これは」
「見ての通り、夫も息子も富も戦乱でほぼ失ってこんな場末の売春宿の女将……アウザットスは援助してくれたおかげでね……孫を養えるよ」
「アウザットス……」
「済まない、私が気がついた時には彼女の孫娘が何処かに売り飛ばされる寸前だった……」
「いや、俺も帝国本土の事は目を反らしていた……」
そこに一人の少女が来る。幼いが美しくカルスワの股間が熱く成り掛けた。
「孫娘のネウルスだよ……」
半世紀前の幼馴染、即ち子供の時を彷彿とさせているから無理は無いのだ……相違点は胸と尻がたわわに実り露出度が高い衣装が強調している。何よりも少女には似つかない肉豆があった、明らかに夜の玩具として加工された身体だ……。
「戻せないのか?」
「戻せば心臓と脳に活動停止させるナノマシンが作動する」
「!!!!」
アウザットスの言葉にカルスワの表情が強張る、幼馴染の実家は妃も輩出した名門なのだ。
「ネウルス、私の大事なお客さんだよ、遊んでもらいなさい」
「は〜い」
カルスワの口に初々しい唇が触れた途端にここ数年起たない筈の肉棒が盛り上げる。
「遠慮する事は無い、最早彼女は夜な夜な肉棒を求めないとまともに生きていけないのだから」
幼馴染の女将もやるせないがカルスワは結婚する事もなく戦場で過ごしたのだ。

「カルスワ……貴方のお陰でここまで生きてこれたんだよ……」
彼は苦々しく思うがネウルスの唾液に含まれる性欲活性剤が反応している。
「せめて一夜位は……」
二人の旧友はカルスワがまともに性行為できない状況である事は把握はしていた。


「一番豪華な部屋だよ」
とはいっても何処か素朴の調度品と窓も無い……ネウルスはカルスワの衣装を脱がしていく。
「ああ、ネウルス……その」
「体内合成型性欲活性剤の鎮静剤はないの……私は性玩具なんだよ」
そう彼女は命令とあればどんな生物と交尾する為の存在で洗脳されてなかったのが救いだ。
「おばあさまから何時も聞いていたから」
蒸れる様な熱さと同に匂いはより一層カルスワの肉棒を煽る。
「(ここまでされると……)」
カルスワは意を決してネウルスの唇にキスをした……後ろめたさもあるが……だが軽く数十年分の性欲が意図も簡単に解放されたのだ。エアシャワーをする暇は無い……ネウルスはこの仕事をして数年だがカルスワの様な数十年分の性欲は珍しくなく、客を満足させる為に性欲活性剤は客の性欲を暴発させない役割もある。
「あの、これ嫌いですか?」
太腿に匹敵するほどの肉豆を躊躇無く触る……カルスワは時にはアビリアンの他の幹部との接待を受ける事もあったので両刃使いだ。

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