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機動装甲警察 ガイアスワット
官能リレー小説 - SF

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機動装甲警察 ガイアスワット 25

爺やもぐうの音も出ない、アレドッサとしても母の実家一族の為にも反乱に繋がってしまう行動はしてはならないのだ。
「ところで新皇帝陛下のお好みって分かる?」
アレドッサの言葉に爺やもハッとする。本国でも地球産奴隷は今や幻の逸品だ……。
「ただちに……」
彼女も今の地位で甘んじる訳でもないのだ。

そろそろ、自分としても中央にある程度は地盤が必要なのだ……。


第二話 アビリアンを利用する女 終



第三話


ガイアスワットの活躍により潜伏しているアビリアン怪人らの摘発がされた。人間に偽装出来る特殊なスキンがある……地球へと来たアビリアン怪人らの多くが人間を捕獲して高値で売り捌く事を目的にしているのだ。
そのスキンもニセモノがあるらしく、あっけなくばれてガイアスワットに摘発と言う事例が続発しているのだ……これには上層部も困惑したが程無くしてその理由が判明する。別次元バルハルン皇帝が代替わりになり祝いの品として地球人が目を付けられているのだ……一攫千金になるかどうかも怪しいのだが年齢が若いアビリアン怪人らにとっては藁にも縋る程に何もないのだ。
「ークリーチャーハンター、クリアだ……ー」
脳内に囁く“スナイパー”の声、そして“アサルト”の自分はヒートコンバットナイフを両手に構える……目の前には“ゴブリン型”と称される劣化怪人が居る、こいつらはズル賢いが教えないと使い物にならない……だからゴブリンだ。マッスル型はスナイパーのアンチマテリアルライフルで頭を吹き飛ばした、解析部門が文句が来るがこちらとしても説得出来ればする。


だが彼らは言語が変異し過ぎており我々の言葉は耳を貸さない……だからこそ駆逐する、クリーチャーハンターはヒートコンバットナイフでゴブリンを焼き斬り、時には発火させて投げつける……傍目から見ればアビリアン怪人相手とはいえ余りにも目が余る。しかしながらゴブリンとの共存は不可能であるのだ。
「−サイコバースト行きます!−」
サイキッカーのメディウムが目を閉じて数秒後……ゴブリンらが阿鼻叫喚に泣く、余りにもおぞましい光景を脳内に流し込んだのだ。こうなるとお漏らしも生じる。
「−クリーチャーハンター、サイコブレーカーは大丈夫ですか?−」
「問題無い」
その名の通りサイコバーストの際に発動する“お守り”だ。
目の前のゴブリン達が銀色の球体の中に引き寄せられていく。いや、半透明になりながら装備だけをその場に残して吸われていっている。
全てのゴブリンを吸収した球体の中に複数のゴブリンが泣きわめきながら漏らしているのが見える。
その球体の内部はどこか別の空間になっている、それがどこなのかは今の技術でも特定すら出来ない。
だが、干渉は出来るので外部から人数分のアンテナを差し込むとその先端にゴブリンのペニスが大写しになった。

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