PiPi's World 投稿小説

機動装甲警察 ガイアスワット
官能リレー小説 - SF

の最初へ
 1
 3
の最後へ

機動装甲警察 ガイアスワット 3

「……冗談に聞こえないかもしれないが、所詮人間は“その立場に自分が初めてなって理解する”生き物だ……その時に支払う代償が取り返しがつかないモノなら……そうならない様にしているのに理解出来ない。政府にも限度があるがね」
博士は夜空を見上げる……保護されて最初に見た空はどれほど綺麗だったのか今でも覚えている。


十津川は引っ張られる様にして明日菜の部屋に入ると羞恥心も無く衣類を脱いでいく。
「熱いのぉ……」
既に秘所から愛液が流れ出ていると限界も近いのだろう。そして犬耳と尻尾に体毛も出てくる。遺伝子操作の獣人化タイプだ……身体能力が高い反面繁殖行為が抑えきれない欠点もあるが……。
「兎よりはマシか」
十津川はオートロックのドアを閉めた。








其々の夜が始まり、朝が来れば終わり……また一日が始まる。人間でもかつてそうであった者でも……侵略者が遺した“モノ”を巡る歴史はまだ始まったばかりだ。



第一話 


スマホに内蔵されたバイブレーションの音で目が覚める。体液が渇き糊が固まった状態で女体にはシーツに張り付く、動くたびにシーツからカスが剥がれおち、彼女は背伸びして言う。
「ううぅ〜あ〜スッキリしたぁああ〜〜〜」
姿見にプルンと揺れる乳房を惜しげもなく見せていると良い匂いがする、身体能力強化遺伝子操作された自分の鼻の良さに感謝する。
「おはよう……シャワーしてからだ、玲……」
「その前に一瀬さんの一番搾り欲しい」
人工肉体と称される造りモノの身体の中では人間だった頃の名残が残っているとしたら肉棒だろう。性拷問用にチューニングされた一物でも玲にとっては愛すべき人の大事なモノだ。

「はぁ……昨晩どれだけしたのか」
頭部の一眼カメラアイでも分かるあきれ顔だが仕方ない、楠瀬 玲の場合は少々事情が異なる遺伝子操作者であるからだ。詳細は不明だが遺伝子操作する為の工場である“バイオファクトリー”にて遺伝子操作用ナノマシンの誤作動か玲体内に残っていたホルモンの作用で性転換が起きてしまいエンジニアとドロイドがパニックを起こした所でアースフォースが踏み込みガイアスワットが救助……既に少女になっていたので直ぐに楠瀬 玲と判明する事は無かったが本人の記憶やら自宅にあったへその緒、何よりも洗脳や記憶改竄されてないと言う証明がされている。ガイアフォースの記録でも身体能力強化遺伝子操作での副作用で性転換は彼女だけだ。
「ダメ?」
「わかった……口だけだぞ」
一瀬 丈は人工肉体に脳を移植され生殖器は元よりも大型化された。普通の女性なら腰砕けにされ、懐妊出来る程に……最も自分の場合は自我を封印され別次元の星にて貴族令嬢の護衛ドロイドをしていたと言う。
アビリアン壊滅後、残された取引記録から一瀬の存在が分かり現地国際機関が保護……幸いにも自我がサルベージ出来た事で地球への帰還も果たした。アビリアンの侵略時に誘拐されたのが高校一年だったので日本政府の手助けもあってそのまま第24区学園高等部に進学、そこで出会ったのが楠瀬 玲だ……小柄で中学生にも見えなかったから小学生扱いして頭部に重たい一撃を受けたのはいい思い出だ。パンチラでもお構いなしなのは驚いたが……その後は気になる存在になって恋人になって……そしてガイアスクワットの一員になったのだ。
「うぁ……凄い匂い」
人工肉体用の男性下着から肉棒を出すと女性を狂わしかねないフェロモンが匂いとして放出される。
「調整しないとな」
「ダメ!私一瀬さんのコレでないと満足できないの」
玲は肉の凶器になる肉棒をしゃぶり始める。高校一年生の夏に玲はこれで女性に……丈は自分の姿から結婚も諦めていたが玲とならとも考え始めていた。
「二人とも熱過ぎ……シュアハウスって言うのに」
「ええやん、ほなワデも……」
金髪碧眼なのにゴテゴテの関西言葉を喋る少年に女性は香水をシュッと鼻先にかけた瞬間に彼が階段から転げ堕ちるが何時もの事らしく、丈は視線をフッと移してまた玲を見るし玲に至っては亀頭を舐めている。
「サユリ、あんまり香水使うなよ……ルドルフは狼人なんだからな」
「躾けよ……貴方も玲には甘いんだから」
「丈!朝からこんなロリでヌクトゎ……グェ!」
サユリはルドルフの頭部を遠慮なく足で踏む。確かに玲の背丈だとランドセル背負わせて子供ぽい髪形をすればそう見えるが自分らと同じ18歳の高卒である。
「玲っ、早くしなさい。私達にも任務割り振るからって……」
玲は頷くと軽く噛み射精させた。
「サユリ、玲を頼む」
まるで猫を扱う様に玲をサユリに渡す。


SNSでこの小説を紹介

SFの他のリレー小説

こちらから小説を探す