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機動装甲警察 ガイアスワット
官能リレー小説 - SF

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機動装甲警察 ガイアスワット 16

故郷は再建不可能な状態で彼の家族も死亡した。当然遺体無き葬儀だ……だから今回の犠牲者の遺族の気持ちも分かる。ガイアスワットに志願する事も考えたが黒馬運輸の好意を考えると思い止まった、実際自分に何が出来るのか分からなかった。ただの人間である自分には……。
「暫くは自宅配送で大丈夫ですね」
「ええ」
サイボークにとって第24区の外にある品物を入手するには事実上通販しかない。
区外に買い物に行けば断られる事も珍しくない、政府もこの様な事を止めるように呼びかけてはいるのだが……芳しくは無い。
「いっそのこと絶望見せないと分からないかもしれませんね」
配達員の言葉も分かる気がする。




シェアハウスに戻るとルドルフは獣人になりサユリとセックスしていた。狼型に改造された彼は発情サイクルがあり獣人化するのだ……しかも男性器もイヌ科の特徴が出てくる、射精するとコッキングと言う男性器の一部が膨張し長い射精をされる。サユリは光悦した顔になる。
「丈さん」
火が付いた玲を止めるには不可能だ。
シルキーが稼働している事は知っては居たがルドルフの様な獣人は普通の人間では壊してしまう恐れがあるので生体強化された遺伝子操作者でないと難しい。
「我慢できないのぉ」
性拷問に遺伝子チューニングされた肉棒でも難無く手でタッチする……性転換になったとは言え生体強化された事に変わりがない玲にも生理があるが同時に発情する。しかも普通よりもホルモンバランスが不安定故に油断しているとルドルフの朝立ちを銜えている事もある。
「分かった、分かった……」
機械化された自分に人間と同じく接してくれる玲の事は愛しているのだ。

まだ自分らは“人間である部分が残っている幸運”な方だ。
「うはっ……匂いが鼻をくすぐるぅ!」
丈のモノをまるで食べ物の様にしゃぶりつく玲に彼も自然と彼女の頭を手に添えると本格的に咥えはじめた。
「玲っ!」
密着させての強引なフェラに玲の両手がぶら下がり、太腿に雫が垂れる……ルドルフとサユリもニッとする。
彼女の髪が淡く灯り金色の色になり、豊満な胸で丈の一物を愛撫する。肌質が子供のままであり尚且つ背丈が未成年に見えると言う玲の体は誰でも欲情をする……丈も誰も渡したくない、ルドルフもサユリも同じだ……。




異空間に浮かぶ小惑星……に偽装された広大な内部空間がある人工天体構造物、数多あるアビリアンの残党の一つである“ネオアビリアン”の拠点である。五年前の同時多発都市ジャックの際に持ち帰る事に成功した都市の一つを持ち残存幹部らはこれを“人間牧場”として運用していた。

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