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機動装甲警察 ガイアスワット
官能リレー小説 - SF

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機動装甲警察 ガイアスワット 14

直属上司であるアスウルはアビリアン幹部の中でも古参で現地幹部からのし上がった来た猛者、今は生体兵器の原材料確保担当でリリーを初めとする複数の現地幹部を束ねる一人だ。
「リリー、済まない。手配した機材や資材に不手際があったようだな、補給担当幹部が戦闘担当幹部らに圧力かけられたようだね」
「!」
「心の奥底に留めようとするな。俺は帝王様に今回の事を報告する義務がある……リリー、この組織は長くは持たない。逃げ道は確保している」
「えっ」
「ネィルアースは本気でアビリアンを滅ぼすだろう」
マントを翻して彼はその場から去る。


リリーも公開されている情報でその様な感じは見て取れないが……雰囲気で分かっていた。
「二人にはキツいかも」
露骨に妨害を食らったのは今回が初めてだ……他の同僚はあてにならない、故郷も無い。あるのはこれまでの経験だ……アビリアンはあまりにも拡張し過ぎたのだ。巨大になり過ぎたモノは消えるのが摂理だ。


「んっ?」
ケンが眼が覚める……余りにも機械や配線やパイプが密林如くに見え、そこに美少女が覗き込む。
「気がついた……ケン!よかったぁああっ」
髪の毛が蒼くなってエルフの様に耳が尖ったとは言えミクである事は間違いない……胸も出てきたが。
「おめでとう……まず君の体ね、ミクと同じになっているから」
「はい?」
リリーは指を鳴らすと姿見が出てきた。ケンはその時ミクと同じく胸が膨らみボディーラインが女性に近い事に気がついた。
「ほら、ケンと同じモノが付いているんだよ」
ミクは恥ずかしそうにソレを見せた。それはかわいらしい肉棒であったのだ。
「!!!!!」
「男性と違うのが睾丸が体外に出てないだけ……遺伝子を弄ったから貴方の精子でミクを孕ませる事も出来るし、逆も出来るわよ。ミクの精子で貴方も孕む事も出来る。ちゃんとした子宮で孕めれば御の字なのよ」
リリーの説明にケンは戸惑うがその意味は直ぐに理解する事になる。


二人に与えられた服はレオタードに近いが胸と秘所を丸出しにしている……特に肉棒は全体が亀頭そのものだ。これに通信機材を初めとする数個の機材がセットされたポーチベルトに全身を覆うマントフードを装着する。
「うん……じゃあ私の上司に挨拶にいくから、万が一の時は彼が貴方達の主になるわ」
「万が一っ?」
「直に分かるけどこの組織は終焉を迎える、どうなるかも分からないから」
リリーは考えたくないが巻き込んだ責任を感じていた。
アスウルは自室にて残務処理をしていた所にリリーが訪れた。
「アスウル様、これが私のプライベートスレイブです、ケンとミクです」
二人は教わった通りにマントフードを外し膝を付く。アスウルは一目見る。
「うむ……二人ともリリーを頼むぞ」
「「はい」」
「出来れば二人にファクトリーを見せたいのです」
「……許可しよう」
空間ウィンドウを出して電子書類にサインをする。
「他の方は」
「何人かはアースフォースに倒された……いや戦闘幹部らの身代わりかな」
「そうですか」
リリーは冷笑する……媚を売った相手を間違ったなと。


アスウルも同行しケンとミクはファクトリーに足を踏み入れる。各種ドロイドがプログラム通りに動き、ベルトコンベアには加工される人間が載せられていた。

「まず、原材料は遺伝子解析により目的にあった改造を受けるのよ……貴方達の世界で言えば人為的に動物や植物を繁殖させるのと同じ事ね」
「「!!」」
適性があるのはどうも小学生からであり、それ以下の年齢の子供達は“ファーム”と呼ばれるセクションで過ごす事になるが性器周辺に貞操帯を装着させて管理用首輪を装着させて食って寝て適度な運動させる程度……まず新入りは作業用ドロイドにより貞操帯、管理用首輪に手枷を装着……自然にここでの生き方を身につけさせるためだ。中には抵抗する子もいるけど首輪からは電撃が流されるし貞操帯の内側は強制排泄や排尿させる為のシステムが有る、多くが屈服するけどこれを性的快楽に開花させるのが目的だ。犬食いし易い様にされた食事も……一日に一回は貞操帯のメンテナンスを兼ねて入浴になるけど決して性器に触れないように両腕を頭部後方に持ってくるのが決まり……。

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