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機動装甲警察 ガイアスワット
官能リレー小説 - SF

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機動装甲警察 ガイアスワット 12

リリーは空中ウィンドウと称される通信画面を開く。ミクちゃんとあの男の子は手元に置けるように申請する、運良く加工前に見つかってホッとする、それが理香との約束だからだ。
「(理香……本当にいいの?こんな事して)」
リリーもかつては星系帝国を束ねる王族の一人であったが末席も末席で王家の血筋が欲しがる下等貴族に値踏みされていた。しかしアビリアンの侵略され離宮にて他の王族共々捕まえられた。女性は生殖可能年齢だと手足を切除され卵巣は肥大化処理、何よりも子宮を遺伝子操作……奴隷生物の製造機にされたのだ。リリーと同じ年齢の子も容赦なく、初潮が無い子は強制的に発動させられた。リリーはそうなるはずであった……が、バイオエンジニアであったアビリアン幹部がニヤリと云う。


あんた、私の魂と共に幹部になる気ならないかい?


老婆と思えないほどの提案にリリーは頷いた。これまで味わった不幸を晴らす、絶望の底に蠢く野望がそうさせた。


こんな帝国の民なぞアビリアンに売り渡してやる!
母親も好きで帝王に抱かれた訳じゃない!私だって普通の少女のように生きたい!リリーの表情に老婆はニヤりとする、かつての自分に……長年のバイオクリーニングにより急速老化が進んだ、脳もダメになる前にこれまでの経験を眼の前に居る少女に……渡せるのだ。


リリーは装置に入れられ改造された。爆乳と剛直……何よりもとびぬけた戦闘力、どうも老婆はバトルアレックス使いの騎士のスキルを遺伝子化したようだ。数週間後、リリーはいとも簡単に帝王宮に踏み入れる。これまで数回しか来た事ない上に奥まで進んだ事は無いが今は違う……道案内が居るからだ。
「ほらほら、愛しの帝王様の元に戻れるチャンスよ!」
乗馬用鞭を豊満な尻に叩く……頭部までスレイブスキンに包まれ乳首とクリは常に緩急をつけて刺激、何よりも秘所と排泄穴に差し込まれたバイオバイブが作動する。馬の耳を模した生体パーツを装着させられ、何よりも乗馬に出来るようにチューニングされた肉体は緩やかに歩く。
「ううぅぅう!」
リリーが跨っているのは妾の一人で自分と母親を虐めていた女性だ。息子二人産んだ時点で卵巣がダメになったらしく本来なら胸を増設されて人工母乳機か精液を出すように改造される筈だったが、リリーに見つかり息子二人と共に“スレイブホース”に改造された。

下の子はまだ精通してなかったがナノマシンにより精通……馬の遺伝子を注入された影響で肉棒まで変化し、上の息子もそうなった。肉棒がデカ過ぎると色々と困るのでリリーはそれを除去をする事になる。処置前に童貞を卒業させたのは情けだ。その模様は公開され星系帝国国民を恐怖に陥れた……肉棒二つは加工され母親の両穴に蠢いている。そして挿入ではなく女性のク●が異常肥大化したように小さな亀頭が股間に出来た。息子二人は荷物運び用にリリーが使っている……母親の方もデカ●リされておりここに電撃を流せばイッてしまうのだ。
「あららっ、遅かったようね」
帝王の玉座には浸食植物により寄生された帝王の姿が……侍従の女性や少年少女らを触手で攻めている。もはやこの帝国はアビリアンの手により堕ちたのである。


リリーはその後帝王がどうにかして自分と母親を帝王宮に呼び戻す事を探っていた事を記録で知った。だがもう母親はどう見ても暗殺と云うのに事故死にされていたが……。



地球にて理香と云う名の少女の記憶と魂を一体化した今……彼女は躊躇していたが理香はあの時の自分と同じだった。


絶望の奥底にある野望、最早社会常識も自分が犯す罪も考えない……自分の魂を売り渡しても適えたい願い。リリーもあの時の老婆同様肉体に加えて遺伝子が限度になり探し今は理香の体をベースにしている。
「二人には色々とやってもらう事もあるし……そうだ!」
リリーは鼻歌交じりに脳内で二人に施す仕様書を作成しファクトリーに送信する。


ファクトリーは二人が通う小学校が宛がわれた。ケンとミクは玄関にて仕分け作業用ドロイドが連行されている……他の皆は奥へと消えていくが二人のみは別のルートを歩かされている。
「コレカラリョウメイハリリーサマチョクゾクノドレイニナリマス」
「「!!!」」
すると別のドロイドが立ち、立体映像が投影される。
『うん、ちゃんと仕様書が届いたようね。このドロイドは動くカメラと思ってくれると助かるわ。二人には私の仕事を手伝ってもらう……もちろんそれは人類側からみると敵対行為、だけど……侵略された時点で負けなのよ』
「負けって……」

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