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寄生侵略者
官能リレー小説 - SF

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寄生侵略者 10

完全に拘束されてはいるのだが、命の危険は今のところ無い。宮田の声を聞いていられる余裕すらあった。
「何なんだよ?どういう意味なんだ?」
俺の言葉に反応して、男子生徒を拘束する塊が僅かに震えたような気がした。
「この学園の生徒達は適合者を選別するために集められていたのだ。今から行われるのはその最終段階だ」
「人間捕獲器に学園が襲われたのも偶然じゃ無かったのか…」
「その通りだ。お前達の中から適合者が見つかる可能性は極めて高いと判断されていたが、実際にシステムに取り込んでみると非適合者の中にも優れた能力を持った奴が居るものだな」
宮田が姿を現す。その姿を見た瞬間、俺は息を飲んだ。
彼の恰好は半裸に近い状態だった。股間の部分には灰色の触手が巻き付いて、まるで褌の様な形状になっている。
それは、俺の目の前でチンコに差し込まれているものと同じ色をしていた。
俺はそれから目が離せなくなっていた。
屹立の先端には黒い宝石のようなものが貼り付けられており、妖しい輝きを放っていた。
あれは一体…。
気になるのはそれだけではなかった。
触手の隙間からはみ出している玉袋がブルリと揺れる。睾丸が活発に子種を生成しているようだ。
宮田の言うシステムがどのような物なのかは分からないが、恐らくはこの触手の塊がそうなのだろう。
俺がそう考えていると、突然チンコに激しい刺激が走った。
あまりの快感に、俺の腰がガクンガクンと跳ね上がる。
目の前の光景に思考を奪われていたので気付かなかったが、いつの間にか俺のチンコにも触手が挿入されていたようだ。
尿道口から入り込んできた細い触手が中でウネウネと動き回っている。
触手の表面にはイボのような突起があり、それが敏感な部分を擦り上げていく。
堪らずに射精しそうになるが、根元まで差し込まれた太い触手によって阻まれてしまう。
射精したいのに出来ない、そのもどかしさが俺を狂わせる。
それに合わせるように、他の男子生徒の腰も激しく動いている事に気づいた。

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