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寄生侵略者
官能リレー小説 - SF

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寄生侵略者 9

それぞれのチンコの先端に合わさっていく。そして尿道口から侵入を開始した。
異物感に途端に股間が激しく暴れ始めるが、触手は容赦なく突き進んでいく。
明らかに何か危険な行為が行われている。だが、俺に止める事は出来ない。
ズブゥ…ニュルン
やがて全ての触手の先端が奥へと到達したようだ。
その途端にもがいていた男子生徒達の動きが止まる。
「う、嘘だろ?」
嫌な予感しかしなかった。
ピクリとも動かなくなった犠牲者達。
ドクンドクンという振動音に合わせて、触手が小刻みに振動を始める。
その度にビクビクと反応するチンコ。尿道口が何かを咀嚼するみたいに蠢いている。
「おい、まさか…」
俺の予想通り、勃起したチンコに液体のような物が送り込まれているようだ。しかもどのチンコもそれを受け入れていて、萎えることもなく尿道口をパクつかせている。
一体どんな液体を送り込まれているのだろう。触手がしっかりとはまり込んでいるので、一切見る事が出来ない。
どの陰囊もパンパンに膨れ上がり、脈打っている。注ぎ込まれた液体を精巣が必死に受け入れようとしているのだろう。
その様子を見て、俺は思わず生唾を飲み込んだ。何かが変わろうとしている、そんな気がしてならなかった。
やがて、脈打つ速度が速くなると同時に、男子生徒達の身体に変化が訪れた。
まずは亀頭が徐々に灰色に染まり始めたのだ。俺達を捕らえている塊とよく似た色合いだった。
それだけではない。そこから侵食されるように灰色が広がっていく。
灰色になった部分は金属の様な光沢を放っていた。肉体改造をされているとしか思えない変化なのだが痛みは無いらしく、誰もが気持ち良さそうにチンコを震わせている。
俺が見る事が出来るのは彼等の股間部周辺だけなのだが、全身に灰色が行き渡っていっていることは容易に想像できた。
こうなってしまえば、もう手遅れなのだろうか?そんな事を考えていた時だった。
またしても宮田の声が聞こえてきた。
「お前達は選ばれたのだ」
選ばれた?何の事だ?
疑問に思う俺だったが、確かにこの状況は何らかの目的があるように感じさせる。

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