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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 50

「なのに・・・何で私のことなんか気遣うんです?
 わたっ、私にできることなんてこれくらいしか、ないのに・・・!」
「あっ・・・!」
そこまで言われてオレはようやく気がついた。
コイツが何の役にも立っていないことに。
おもらし女のリザに襲われたときも、オルゾスと命がけのケンカをしたときも、肝心なときは何の役にも立っていない!
それどころか、この部屋に案内したこと以外は何もできないでいたんだ!
つーことは・・・。今までの献身的なまでの優しさや行為は自分にできる精一杯だったってことか。
何もそこまで自分を追い込まんでもいいのに・・・。
まじめすぎて真っ先にうつ病にかかるタイプだな。
とは言え、これはこれでおいしい状況だ。
自分を好きにしてくださいと言われて何もしないほど、オレはバカではない。
もしそんなバカがいればどつきまわして説教するね。
『テメエ、それでも漢かー!』って血の涙流しながら。
「・・・いいんだな?」
「何度も言わせないでください。私の全てはラグ様のなんです。身も心も、魂さえも」
状況を一歩間違えれば完全なストーカー発言だが、オレはこの一言で一気に激しく萌えあがった!
「ふぐっ・・・!?」
いきなりのキスに戸惑うミミ。
読者の皆さん、お待たせしました!
これから官能小説の主人公らしく、激しい濡れ場をお見せしますっ!
・・・いかん、興奮のあまりワケのわからんこと言っている。
とにかくミミのご希望通り、今はオルゾスの乳攻めでたまったストレスを思う存分、発散させてもらおう!

「ふっ・・・ン・・・」
まずは唇を合わせるだけのキス。
しかしそれはミミをじらすための甘い罠。
案の定、ミミは我慢できなくなって自分からおずおずと舌を入れてきた。

クチュ・・・

舌が入ってきたのを見計らって、こちらも舌を絡める。
最初はゆっくりと。そしてだんだんと激しく。

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