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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 211


「50点、だな。確かにそれもあるが、それだけではオマエが禁忌の者とされる理由にはならない」
「は?」

その言葉に、オレは思わずマヌケな声を上げてしまっていた。
だってカグラがそう言ったのを、オレは確かに聞いていたはずなんだから。
・・・記憶違いでない限り。

「オマエが魔物に忌み嫌われる理由。
 それは風習などではない。もっと単純なものだ」
「単純なこと?」
「考えてみろ。当たったら褒美をくれてやる」

サルスベリは持って回った言い回しで、オレの首筋にキスをした。
・・・どうせ当たっても外れても、することは同じなんだろう。
先の展開を読みきっているオレは、考えるよりも先にサルスベリの股間に手を伸ばし、もっとも敏感な部位を指でつまむ。

「ひあっ!?」
「ざけんな。どうせ当たっても外れてもやることは同じなんだろ?
 遊んでねーでさっさと話せっ」
「わ、わか・・・!わかったから放・・・!つ、強す・・・ひぃああっ!?」

ビクビクと痙攣しながら許しをこうサルスベリ。
いい気味である。オレは手を離すと、やや息を荒げながら恨めしそうにオレを見る。

「き、貴様、何て恐ろしいことをする!
 仮にも私は貴様の子供を産む女だぞ!?
 もうちょっと大事に扱えっ!」
「オメーがふざけなけりゃ、そんなことしねーよ。
 ほれ、さっさと話せ」

サルスベリはまだ文句を言いたそうだったが、またあんなマネをされてはたまらないとしぶしぶ答えを話し始めた。
それは彼女の言ったとおり、とてもシンプルでわかりやすい答え。

「簡単なことだ。
 人間が猛獣を扱いきれないのと同じように、弱い魔物は強い魔物を扱いきれないからだよ」
「え?でもオレは死体の寄せ集めみたいなモノだろ?
 いくら強い連中を材料にしているからって扱いきれないわけが・・・」
「ない、か?そんなこと一体誰が言い切れる?
 ましてやオマエは戦死した魔物から造られている。
 私はオカルトなど信じていないが、反対派には実体を持った悪霊か何かに見えるのではないか?」
「そ、そんなことあるわけないだろ?」

しかしおどけたセリフとは裏腹に、思い当たる節がいくつもあった。
オルゾスとの戦闘で感じた高揚感。
反対派との戦闘で見せた驚異的な身体能力の数々。
捕えたテトたちを性欲の捌け口にした冷酷さ。
100人の魔物娘たちを犯した魔法とその魔力。

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