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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 204


「ふぐっ!?うぐっ、ンおああぁぁあっ!?」

そんな中、サルスベリは初めて味わう感覚に大いに戸惑っていた。
知識と実践では得るものが違うことはよくあることだが、これはその際たるものの1つだった。
最初はいきなり触手を突っ込まれ、ものすごく痛かった。
しかも交尾とは関係ない口や尻にまで突っ込まれたせいで痛みと気持ち悪さも倍増。
おまけに息苦しいという、最悪の気分だった。
だがそのうち、痛みが消え、妙な疼きが残り始めた。
コレは何だと思った瞬間、触手から何かを流し込まれ、頭の中が真っ白になった。
そこからはもう、ろくにものを考えることさえできなくなっていた。
触手がサルスベリの胎内を暴れまわるたびにそれまで考えいたものが砕かれ、精液と思われる液体を流し込まれるたびに苦しいが病み付きになりそうな感覚に襲われる。
この感覚が一体何なのか、サルスベリにはわからない。
だが頭のどこかでなぜかこの感覚を味わいたいと思う自分がいる。
サルスベリにはもう何もわからない。
考える端から、この感覚に壊されていくのだから。

ドクンッ!

「むぐぅっ!?」

(ああ、ダメだ。思考がまとまらない。
 私もモルモットたちのように、アイツの奴隷になってしまうのか?
 ああ、でも・・・それも・・・いいかもしれない・・・)

初めて味わう女の快楽の中、サルスベリはぼんやりとそんなことを考えた。
次の瞬間にはそんな考えなんて吹っ飛んでしまっていたけど。
 
ココロがどんどんコワれてゆく。
 
一突き、一突きごとに、流し込まれるたびに、流し込まれるたびに、
 
「サルスベリ」であったものが消えていく。
 
ラグ、ラグ、ラグ。
 
壊れたココロが空間になり、その空間がラグに置き換わってゆく。
 
もはや、サルスベリにはラグのことしか頭に無かった。
 
まるで、「サルスベリ」をデリートして「ラグ」と書換えたように。
サルスベリの心に変化が訪れていた一方、ラグの性奴隷と化したアガサたちは歓喜に打ち震えていた。

(ああっ・・・♪うれしい!ご主人様がいっぱい!)
(もっと!もっと私たちの身体でお楽しみください!
 胸も口もあそこもお尻も・・・何もかもご主人様のモノだって・・・!
 刻み込んでくださいぃっ!!)
(おおっ!?イクッ!?イクッ!?イクの止まらないよぉっ♪)

たくさんの触手(=オレ)に囲まれ、3人は狂喜する。

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