モンスターハーレム 197
今、この牢獄は肉欲によって支配された混沌と化していた。
そしてその女たちの発情を受け止められるのはオレしかいないという、このシチュエーション!
本でもありえないこのおいしすぎる展開に、興奮しない男がいるだろうか?
いやホモでもない限り、まずいまい!
オレは肉棒を興奮でさらに硬く、大きくしながらみんなをなだめる。
きっとこのときのオレの顔は、頬が緩みきっていたに違いない。
「まあまあ、落ち着け。
焦らんでもすぐに入れてやるさ。
でもその前に、ちょっと試してみたいことがあるんだよな〜♪」
「えぇ〜?」
「試してみたいこと?」
オレのお返事に犬耳娘は露骨に残念そうな顔をし、ヘビ娘はきょとんとした顔で小首をかしげた。
「そ、そんなこといつでもいいだろう!?
頼むから早くこの疼きを止めてくれッ!
オマエのを挿れてもらえんと身体が満足しないんだ!
た、頼むからぁ!」
レナスは必死になって懇願する。
オレのせいでこんな淫乱になっちゃったわけだし、放置するのもかわいそうだ。
とは言え、次の相手はもう決めちゃったわけだし・・・そうだ!
「そんなに入れてほしいの?」
「ああ、ああ!」
オレの言葉にレナスだけでなく、シェーシャや犬耳、ヘビ娘もうなづいた。
「じゃ、このおチビを孕ませるの手伝ってくんね?
いや、こんなお子様体型の女の子が妊娠したらどーなるのか、興味があってさ」
その言葉に周囲の女の子たちが何とも微妙な反応を返してくる。
あるものは希望に輝き、またあるものは絶望を味わう。
そして話に上がった張本人はというと。
「う〜っ・・・」
こちらも何とも複雑そうな表情を返してきた。
その顔には待ち焦がれたモノがようやく来ることへの期待と、ツルペタと言われ、子ども扱いされたことへの不満がごちゃ混ぜになっている。
その態度はどこかかわいくて、頭をなでてやりたくなる。
でもこれ以上子ども扱いしたらさすがに怒るだろうから、しないでおく。
その代わり、順番待ちをしている犬耳娘たちがさっさと自分に順番を回そうと小鬼娘ににじり寄ってきた。
気の早い連中はすでに小鬼娘と濃厚なキスを交わしたり、ささやかな胸の中心で硬くなっている桜色の乳首に吸い付いたりしていた。
気持ちはうれしいのだが、こんな状態では挿入しにくいだろーが。
「こらこら。じゃれるのは入れてからにしなさいっての」
オレはそう言ってまわりの連中をいったん引き剥がすと、小鬼娘の尻をひょいと抱え上げて剛直の真上に持ってくる。
「ずいぶん軽いな。ちゃんとメシ食ってんのか?」
「た、食べてるよっ!ボクを子ども扱いするなっ!」