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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 20

しかし被告人は自分の罪を認めない。
「ほ、本当だ!
 この迷宮には幻覚作用のあるキノコを要所要所に置いてあるんだ!
 だから・・・!」
「じゃあ、さっさと開けろ・・・」
それは最終通告。死刑執行のカウントダウンは今始まった。
リザはあわてて部下に何事か命じ、壁にしか見えない扉に手をつけさせた。
おそらくそれほど重い扉なんだということなのだろう。
はたから見ればその光景はアホ以外の何者でもないが。
「かっ、カグラ様ッ!『種』を連れて来ましたッ!
 今、そちらに通しますッ!」
リザが扉の向こう側へ(つながっていればだが)呼びかけるも呼ぶ声虚しく響き渡るだけで何の反応も返ってこない。
部下達も懸命に(しかも五人がかり)扉?を押すが動く気配は無い・・・。
いい加減焦れた俺は後ろからリザの肩に手をポンと置く。

すると、リザが凄く複雑な表情でゆっくりと振り向き
「ア〜…えっと…その…。ちょっ…ちょっと待て!もうちょっとだけ!頼む!・・・・・・!・・・!」
と最後の抵抗をする。部下の前で犯されるのが嫌なのか、それとも俺とヤルのが嫌なのかどちらにしろ慌てぶりが相当なもんだ。表情が凄い速度で変わるので見てて面白い。ていうかコイツ間違いなく処女だな。


ここでヤッテもいいんだがそれじゃあ話もすすまん上になにより俺が一刻も早くカグラとかいう女と話がしたいので勘弁してやるか・・・。
言い訳を聞き流しながらひとしきり考えた後、俺は微笑みながら(チンピラの如く)
「おい。」
「あ・・・、はい・・・。」
呼び止められリザが凍りつく。その後シュンとなる。
覚悟を決めようとしているのだろう、だがそれは後にとっとくとして・・・。
「ホント〜〜にココであってるんだろうな?」
一応念をおす。外れたら骨折り損のくたびれもうけだ。

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