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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 19

こっちは聞きたいことは山ほどあったが、先ほどのやり取りで聞くだけ無駄だとわかっている。
となればすることはただ1つ!
ガッ!
オレはリザの鎧に手を引っ掛け、力任せに引き寄せた。
「キャッ!」
意外と女らしいリザの悲鳴は無視し、互いの唇が触れ合うほどの至近距離で彼女をにらみつけた。
「おい!今すぐオレをカグラとか言う女(仮)のところへ連れて行け!」
「は、はいっ!」
オレの気迫に押されたのか、素直に返事をするリザ。
「じゃあ、さっさと案内しろ!
 これ以上よけいな手間かけてみやがれ、素っ裸にひん剥いて部下たちの前で犯しつくしてやるからな!」
「は、はいっ、わかりました!」
混乱しきった状態に喝を入れられたことで正気に返った(?)リザは、急いで部下たちに指示を与えて始めた。
・・・やっぱりアイツ、マゾヒストの才能があるわ。
気丈そうに振る舞っているのは一種のハッタリなのかもしれないな。
・・・ぎう・・・
そんな不埒な考えをしていると、腕にしがみついていたミミが不安とも嫉妬とも怒りともつかない、複雑な表情でこちらを見ていた。
いかん、リザにかまい過ぎていたか。
オレはごまかし代わりにとびっきり濃厚なディープキスをしてミミを黙らせると、謎の女(仮)カグラの元へと歩き始めたのだった。

「・・・着いたぞ、この先にカグラ様の居られる」
それから1時間後。
何の変哲もない通路の前で、このバカ女はそうのたまった。
「・・・OK、言い残すことは他にないな?」
噴火寸前の怒りを懸命に抑えながら確認を行う。
「ちょ、ちょっと待て!
 私はうそなどついておらん!」
その様子を見て、リザは必死に無罪を主張。
「・・・言ったよな?これ以上よけいな手間かけたら
犯しつくしてやる・・・って」 
しかし判決は有罪。当然控訴も上告も認めない。

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