モンスターハーレム 148
暴れるテスを押さえながら魔力を吸う。
そのたびに彼女は激しい痙攣と絶叫を上げ、悶え狂う。
下手な戦闘より面倒な攻防のあと、オレはようやくテスを解放した。
「あ・・・あ・・・あ・・・」
魔力と血液をたっぷり据われたテスは、まな板に上げられた活魚のようになっていた。
目の焦点は完全に合っておらず、口からはよだれをわずかに垂らしている。
まだ快感が冷めないのか、ピンク色に火照った体を時折ピクピクと痙攣させていた。
あまりに扇情的な光景に、オレはかぶりつきそうになるのを懸命にこらえる。
(あ、危ねえ・・・!
あやうく、せっかくの上物を一気に食うなんてバカをやらかすとこだった・・・!)
だいたいコイツは殺さず敗北の屈辱にまみれてもらう予定なんだ。
激しくヤリすぎて死んでしまったら元も子もない。
すー、はー。すー、はー・・・。
深呼吸をしてムリヤリ自分を落ち着かせたオレは、テスが正気を取り戻さないうちにジャマな衣服を剥ぎ取り始める。
ピッチリした服を脱がしていくと、中から予想以上のうまそうな身体があらわになる。
アンジェラやオルゾスほど胸は大きくないが、テスの身体は彫刻のようなバランスの取れた身体をしている。
程よい大きさの胸。くびれた腰。安産型の尻。
あまりの素晴らしさに、オレは思わず感嘆のため息をついた。
同時に心の中で、この見事な肢体をオレの好きなようにできるという事実にドス黒い欲望と歓喜が湧き上がってくる。
オレは本能に従い、胸に手をかけながらテスの唇を奪った。
「ふむっ!?うっ、ぐぅッ・・・!」
いきなり唇を奪われ、口の中を蹂躙されて喘ぐテス。
死にたくてたまらない彼女はオレの舌を噛み切ろうと抵抗を試みるが、オレに血液ごと魔力を吸われた状態ではうまく力が入らない。
噛み切るどころか舌を甘噛みしたり舐めしゃぶったりするのが精一杯で、その行為はますますオレを助長させていく。
「・・・ふぅっ。自分カラ舌ヲ舐メルナンテおまえ、ナカナカ積極的ダナ?」
「・・・っ!ち、ちが・・・あぁっ!?」
酷薄な笑みを浮かべて言うオレに、テスは必死になってそれを否定しようとする。
しかし答えるより早くオレの指が濡れそばったテスの秘裂にもぐりこみ、彼女はたまらず歓喜の悲鳴を上げる。
・・・彼女が身体を情欲で火照らせているのは、オレのテクニックがすごいというだけではない。
満足に動けなくなるほど血と魔力を吸われて弱まった身体が、死ぬ前にその遺伝子を残そうとあがいているのだ。
弱ったテスの身体をいじめているうちにオレの脳裏にある名案がひらめいた。