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モンスターハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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モンスターハーレム 129


「あ、あ、あ・・・」

肉体の急激な変化に悶えるサルスベリ。
おそらく今、オレの長い舌が近づいていることなど気づいてもいないだろう。
そしてオレのよだれにまみれた獣の舌が、彼女の腹にぺたりと触れた。

「ひああぁぁぁっ!?」

絶叫。舌の触れた感触だけで達したらしい。
オレはかまわず、さらに舌を密着させながらベロリと舐め上げた。

絶叫とともに、舌に生まれ変わったサルスベリの味が広がる。
いい味だ。エネルギーに満ちたその身体は、極上の味をかもし出し、その母乳は最高のトッピングとなって味を引き立てる。
しかし、そんなオレの満足感を邪魔する無粋な存在を、オレの鼻が探知した。

シャアアアァァァ・・・

ちっ。快感に耐え切れずにもらしやがった。
これからコイツを弄んでから食ってやろうと思ってたのに。
ションベン臭い肉など食う気にならない。
少しニオイが取れるまで待つしかないか。
オレはベッドを見つけると、無造作にサルスベリを放り投げた。
メイドゴーレムたちの短い悲鳴の後、サルスベリは見事ベッドに着地。
その衝撃でまた達した。
・・・肉体の変化に精神が追いつくまで待たないとダメか。
肉を熟成させればすぐに食えると思ったが、少々時間をおく必要があるようだ。
仕方がない。熟成が完成するまで他の肉を熟成させておくとするか。
オレはそう決めると髪の毛を触手のように伸ばして、近くに転がっているメイドたちの身体に突き刺した。
致命傷は避けておいたが、すでに虫の息だった連中がボロボロと土くれになって崩れ去る。
・・・ちっ!生き物特有のニオイが薄いと思ったらゴーレムかよ!?
これではコイツらを食うことはできない。
死ねば土くれになってしまうから。
まあいい。それならゴーレムらしくオレのおもちゃになってもらおう。
オレはそう思い直すと、サルスベリのときのようにゴーレムたちに魔法をかけた。

「ひいいぃぃっ!?」
「おっ、おおっ!?」
「こっ、これっ!わぁっ!?」

オレの周囲でゴーレムどもが悲鳴や絶叫を上げる。
こいつらにかけているのは身体強化系の魔法と、ホムンクルス作成の術式である。
術者のロボットにすぎないこいつらには、肉体の成長など意味は持たない。
それよりも改造したほうがよほど効果がある。

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